バーナード・バトラー、ビヨンセを「ノンストップで続く不誠実な宣伝の塊」と語る

バーナード・バトラー、ビヨンセを「ノンストップで続く不誠実な宣伝の塊」と語る - バーナード・バトラー 1995年作品『ピープル・ムーヴ・オン』バーナード・バトラー 1995年作品『ピープル・ムーヴ・オン』

元スウェードのギタリストのバーナード・バトラーはビヨンセについて「ノンストップで続く不誠実な宣伝の塊」と語っている。

6月23日にロンドンで開催されたBBC主催のハックニー・ウィークエンド・フェスティヴァルにヘッドライナー出演したジェイ・Zのステージを観にビヨンセが現れた後にバーナードは次のようにツイートしている。

「ぼくは音楽と今のポピュラー・カルチャーからは何十年も遅れてしまっている。ビヨンセはノンストップで続く不誠実な宣伝の塊としか思えない。ヘンリー・セラーズ(コメディ・ドラマに登場するテレビ司会者のキャラクター)とつるんでた方がまだましだよ」

さらにバーナードは次のようにツイートしている。「どうしてあんなまがいものが好きになんかなれるんだよ?」

その後、フォロワーにどこがまがいなのかわかりやすく指摘してほしいと訊かれると、バーナードは自分も2003年のヒット曲“クレイジー・イン・ラヴ”は「まったくもって大好きだ」と認め、ただ自分がツイートで言いたかったのは「自分の周りを100名近くの柄の悪い人間で固めてセキュリティー・ピットにのこのこ現れるような人間への愛」などありえるのかということだと説明している。

さらにバーナードは肝腎のジェイ・Zのパフォーマンスもテレビの音楽番組『レイター・ウィズ・ジュールズ・ホランド』に出演した時ほどよくなかったと指摘している。

「『レイター』に出た時ジェイ・Zはとてつもないドラマーとライヴ・ギタリストを引き連れていたけど、BBCのフェスでのジェイ・Zとカニエは、40代の踊れないおっさんA&Rがただ『ロンドン、イエー』ってわめいてはアイポッドのオーティス・レディングの曲が鳴ってるって感じだった。あの程度のことだったら、ぼくにだって自宅でできるよ。ふたりが応接間を荒さない分だけひとりでやってた方がましだね」

さらにバーナードは次のようにジェイ・Zのパフォーマンスをまとめている。「あれが芸事だっていうんだったら、ぼくたちは相当貧しいってことになるね」

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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