ビーチ・ボーイズのマイク・ラヴ、ブライアン・ウィルソンらを含まないメンバーで南米公演をブッキング

ビーチ・ボーイズのマイク・ラヴ、ブライアン・ウィルソンらを含まないメンバーで南米公演をブッキング

4月から活動50周年記念ツアーを敢行し、新作『ゴッド・メイド・ザ・ラジオ~神の創りしラジオ~』も今月リリースしたザ・ビーチ・ボーイズ。ツアーはいよいよ7月から世界ツアーへと突入し、8月の来日公演も経て、9月末にイギリスでフィナーレを迎えることになっているが、マイク・ラヴが今回のオリジナル・ラインナップとは別の、これまでのザ・ビーチ・ボーイズ・ツアー・バンドとして秋以降の南米ツアーをブッキングしていることが明らかになっている。

マイク・ラヴは1998年からバンド名のライセンスを得て、元メンバーのブルース・ジョンストンとその他のミュージシャンと共にビーチ・ボーイズとしてツアーを行ってきていて、マイクが10月にペルーでブッキングしたライヴはこのバンドとしてのものだとか。なお、ブライアンは今回のツアーまではソロとしてツアーも展開してきていて、アル・ジャーディンも自身のエンドレス・サマー・バンドを率いてライヴ活動を行ってきたが、それぞれの活動は今回の50周年記念ツアーのために見合わせてきている。

マイクが南米でのライヴをブッキングしていたことについてブライアンは驚きを隠せずにいて、「マイクが南米でライヴを予定しているのは知らなかったよ。ぼくには初耳だね」と『ローリング・ストーン』誌に語っている。しかし、現在の再結成ツアーについてはあくまでも前向きに構えていて次のように心境を語っている。「ビーチ・ボーイズとしてのライヴをもっとやれないかという話もあるし、さらなる新作の可能性もあって、ぼくとしてはぜひやってみたいところなんだ。今度の再結成はぼくにはちょっと想像を超えてるんだよ」

ブライアンとしてはツアーも順調だし、みんなとステージを分かち合うのを満喫しているとのこと。また、23年ぶりの新作となった『ゴッド・メイド・ザ・ラジオ~神の創りしラジオ~』がチャート3位にまでつけたことがなによりも格別だったと語っている。
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