キッスとモトリー・クルー、映画館銃乱射事件の犠牲者のために800万円相当の寄付を行うと宣言

キッスとモトリー・クルー、映画館銃乱射事件の犠牲者のために800万円相当の寄付を行うと宣言 - キッス 最新作『Monster』キッス 最新作『Monster』

先月コロラド州オーロラ市の映画館で『ダークナイト・ライジング』上映時に起きた銃乱射事件の犠牲者を支援する団体にキッスとモトリー・クルーが寄付を行うと宣言している。

事件はバットマン・シリーズの最新作である映画『ダークナイト・ライジング』の公開日の7月20日にオーロラ市の映画館で発生し、12人が殺害され、58人が怪我を負うことになった。目撃情報などによると、ジェイムス・ホームズ容疑者はガスマスクを装着して現場に現れ、まずは爆破装置を使うと、そのまま観客に向けて乱射を始めたという。

現在、ジョイントでアメリカ・ツアー中のキッスとモトリー・クルーは8月8日に行われたオーロラに近いデンヴァー公演中にそれぞれに、オーロラ事件被害者支援基金に10万ドル(約790万円)の寄付を行うことを明らかにしている。

キッスのポール・スタンリーとモトリー・クルーのニッキー・シックスは今回の自分たちの寄付がきっかけとなってほかの人たちも犠牲者への寄付を促すことになれば嬉しいと声明文で発表している。ニッキーは次のように語っている。

「コロラドで起きた馬鹿げた銃撃事件を受けて、俺たちとしてはご家族や犠牲者のみんなのためになにかできないかと思ってきたんだ。そこで俺たちは今回のツアーのパートナーで友人でもあるキッスのみんなと結託して寄付をすることにしたんだけど、これがきっかけになって他のみんなも金額の大小にかかわらず寄付をしてくれればいいなと思うんだ」

さらにポールは次のように述べている。「オーロラ虐殺事件でなんの罪もない犠牲者らが感じた恐怖や、ご家族が経験した甚大な喪失感は想像の域を越えたものだよ。この言いようのない悲劇に巻き込まれた人たち全員への配慮と経済的支援のために、俺たちのごく僅かな行いが他のみんなを促して結束を生むことになれば嬉しいよ」

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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