12-12-12コンサートでP・マッカートニーとD・グロールのニルヴァーナ再結成、新曲を披露。当日のレポート&全セットリスト

12-12-12コンサートでP・マッカートニーとD・グロールのニルヴァーナ再結成、新曲を披露。当日のレポート&全セットリスト

ハリケーン・サンディ被害支援のためのチャリティ・ライヴ、12-12-12コンサートが12月12日にマディソン・スクエア・ガーデンで行われ、ポール・マッカートニーはニルヴァーナのデイヴ・グロールとクリス・ノヴォセリックらとの共演を果たした。

ニルヴァーナのギターとしても知られるパット・スメアにポールを加えたこのニルヴァーナ再結成でバンドはデイヴとポールがデイヴのドキュメンタリー映画『Sound City』用に書いた新曲"Cut Me Some Slack"を披露した。

共演はポールの出番中に実現したが、舞台を暗転させデイヴらがステージに出て来るのを待つ間、ポールは観客に「最近ね、とある連中からジャム・セッションをやらないかって誘われてね」と説明した。「やっていくうちにようやくぼくにわかったのは、ぼくはニルヴァーナ再結成の現場に居合わせていたということだったんだよ」

フューズTVにデイヴは今回の共演について次のように語っている。

「今夜、俺はポール・マッカートニーとクリス・ノヴォセリックとパット・スメアと演奏したんだ。曲は俺たちで一緒に書いた曲だよ。一緒に書いてレコーディングしたけど、まだ誰もその存在を知らない曲なんだ。みんなビートルズの曲かニルヴァーナの曲をやるものだと期待してたみたいだけど、最初にポールにジャム・セッションを一緒にやってくれないかってお願いした時に、誰もビートルズの曲もニルヴァーナの曲もやりたがらなかったんだよ。みんな新曲をやりたがったから、1日で曲を書いてレコーディングしたんだけど、これがまたものすごいヘヴィーなんだ」

ライヴの序盤に登場したブルース・スプリングスティーンとEストリート・バンドは"ランド・オブ・ホープス・アンド・ドリームス"でライヴを始め、"レッキング・ボール"の後に災害に遭ったニュージャージーの大西洋岸一帯のジャージーショアについて観客に次のように語った。「あの被害を見てきて痛々しかったよ。ジャージーショアはどこか特別なところで、そこだけで成り立っているような場所だったからね。あのジャージーショアらしさがこれからも残っていくように願ってるよ。それがジャージーショアの特別なところだったからね」

ブルースとバンドはその後力のこもった"マイ・シティ・オブ・ルーインズ"を披露するとそのままトム・ウェイツの"ジャージー・ガール"へと雪崩れ込んだ。最後にジョン・ボン・ジョヴィをステージに招くと、ともに"明日への暴走"を歌った。

ロジャー・ウォーターズは"イン・ザ・フレッシュ"、"アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール"、"マネー"などピンク・フロイドのヒット曲を披露し、"コンフォタブリー・ナム"ではパール・ジャムのエディ・ヴェダーとの共演を果たした。

ボン・ジョヴィは"イッツ・マイ・ライフ"、"ウォンテッド・デッド・オア・アライヴ"を披露した後、観客に「今回の被害からの回復はすぐにはできるもんじゃないし、しばらく時間がかかるものになるよ。でも、俺たちは強い。俺たちはニューヨークだから。俺たちはニュージャージーだから」と呼びかけた。

その後、ブルース・スプリングスティーンがステージに戻ると、ボン・ジョヴィと"フー・セズ・ユー・キャント・ゴー・ホーム"を演奏し、その後バンドは会場大合唱となった"リヴィン・オン・ア・プレイヤー"でセットを締め括った。

エリック・クラプトンは"ノーバディ・ノウズ・ユー"をアコースティックで披露すると、エレクトリックで"ゴット・トゥ・ゲット・ベター・イン・ア・リトル・ホワイル"と"クロスロード"を演奏してみせた。

その後登場したザ・ローリング・ストーンズは"ユー・ガット・ミー・ロッキング"、"ジャンピン・ジャック・フラッシュ"と2曲演奏し、アリシア・キーズにバトンタッチした。

続いて登場したザ・フーは"フー・アー・ユー"を冒頭で演奏したが、ロジャー・ダルトリーが曲中「ファック!」と叫んだくだりも消されずに放送された。その後、キース・ムーンのドラム演奏映像つきの"ベル・ボーイ"や、"ピンボールの魔術師"、"ババ・オライリー"、"愛の支配"などを披露した。セットの終わりにピート・タウンゼントは「ビールでも飲んで楽しめよ!」と呼びかけた。

その後、レザー・キルトをまとって登場したカニエ・ウェストは"クリック"から始まって、"マーシー"、"パワー"、"ジーザズ・ウォークス"、"オール・オブ・ザ・ライツ"、"ダイヤモンドは永遠に"、"タッチ・ザ・スカイ"、"ゴールド・ディガー"、"ランナウェイ"、"ストロンガー"とヒット曲を駆け抜けていくメドレーを披露した。

それに続いたビリー・ジョエルは"マイアミ2017"、"ムーヴィン・アウト"、"あなたに楽しいクリスマスを"、"ニューヨークの想い"、"ザ・リヴァー・オブ・ドリームス"、"ガラスのニューヨーク"を披露した。

また、セレブの客演ではコメディアンのビリー・クリスタルとアダム・サンドラ―、そして女優のスーザン・サランドンの3人によるレナード・コーエンの"ハレルヤ"を"Sandy, Screw Ya"(サンディ、おまえを締め上げてやる)という替え歌として披露するパフォーマンスもあった。他にも、ジョン・スチュワート、チェルシー・クリントン、ジミー・ファロン、クリス・ロック、スティーヴ・ブシェミ、ジェイク・ギレンホール、クリステン・スチュワートらも登場した。

ライヴは中継とライヴ・ストリーミングによって20億人もの視聴者によって世界中で視聴された。この日のライヴは、12月19日にライヴ・アルバムがリリースされることが発表されている。

セットリストは以下の通り:
Bruce Springsteen and the E Street Band
"Land of Hope and Dreams"
"Wrecking Ball"
"My City in Ruins" › "Working on a Building" › "Jersey Girl"
"Born to Run" with Jon Bon Jovi

Roger Waters
"Another Brick in the Wall"
"Money"
"Us and Them"
"Comfortably Numb" with Eddie Vedder

Adam Sandler with Paul Schaffer
rewrite of "Hallelujah"

Bon Jovi
"It's My Life"
"Wanted Dead or Alive"
"Who Says You Can't Go Home" with Bruce Springsteen
"Living on a Prayer"

Eric Clapton
"Nobody Loves You When You're Down and Out"
"Got to get Better in a Little While"
"Crossroads"

Rolling Stones
"You Got Me Rocking"
"Jumpin Jack Flash"

Alicia Keys
"Brand New Me"
"No One"

The Who
"Who are You"
"Bellboy"
"Pinball Wizard" › "See Me, Feel Me"
"Baba O'Riley"
"Love Reign O'er Me"
"Tea & Theatre"

Kanye West
Abbreviated versions of:
"Clique"
"Mercy"
"Power"
"Jesus Walks"
"Run This Town"
"Diamonds From Sierra Leone"
"Touch the Sky"
"Gold Digger"
"Good Life"
"Runaway"
"Stronger"

Billy Joel
"Miami 2017 (Seen the Lights Go Out on Broadway)"
"Movin' Out (Anthony's Song)"
"Have Yourself a Merry Little Christmas"
"New York State of Mind"
"River of Dreams"
"You May Be Right"
"Only the Good Die Young"

Chris Martin
"Viva la Vida"
"Losing My Religion" with Michael Stipe
"Us Against The World"

Paul McCartney
"Helter Skelter"
"Let Me Roll It"
"Nineteen Hundred and Eighty Five"
"My Valentine" with Diana Krall
"Blackbird"
"Cut Me Some Slack" with Dave Grohl, Krist Novoselic and Pat Smear
"I Got a Feeling"
"Live and Let Die"

Alicia Keys
"Empire State of Mind"

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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