サウンドガーデンは新しいシングル"バイ・クルックド・ステップス"のビデオを公開しているが、このクリップはデイヴ・グロールが監督を務めていることが明らかになっている。
ビデオの内容はサウンドガーデンの面々が「クルックド・ステップス」というギャングとしてそれぞれにセグウェイを乗り回しながら夜のロサンジェルスを徘徊してはクラブを乗っ取っていき、それを覆面警官のデッドマウスが追うという展開になっている。
今回のクリップについてデイヴは次のように語っている。
「アイディアは元々前に思いついてたんだけど。それとサウンドガーデンの新作をゲットして聴いたら3曲目の"バイ・クルックド・ステップス"が伝家の宝刀というか、まごうことなきサウンドガーデン曲になっていたからね」
"バイ・クルックド・ステップス"は昨年11月にリリースされたサウンドガーデンの15年ぶりの新作『キング・アニマル』からのセカンド・シングルで、バンドは現在、アメリカを精力的にツアー中だ。
なお、デイヴはロサンジェルスのサウンド・シティ・スタジオのドキュメンタリー映画『Sound City』で映画監督デビューも果たしていて、先頃サンダンス映画祭でのプレミア公開も成就させることになった。
公開を記念して、デイヴはサウンド・シティ・スタジオで作品を制作した経験のあるミュージシャンを集めたバンド、サウンド・シティ・プレイヤーズを率いてライヴもサンダンス映画祭で行ったが、元ニルヴァーナのクリス・ノヴォゼリック、パット・スメアのほか、フリートウッド・マックのスティーヴィ・ニックスらも参加することになった。今後もこのバンドで世界ツアーを行いたいとデイヴは発言している。
"バイ・クルックド・ステップス"のビデオはこちらから。
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