1990年にプリンスが作曲した"愛の哀しみ"をカヴァーし、世界中でシングル1位を獲得したシニード・オコナーは自身もプリンスもお互いに嫌い合っていると語っている。

"愛の哀しみ"は元々プリンスが自身のプロデュースするプロジェクト、ザ・ファミリーのために書いた曲で、このカヴァーをシニードは1990年のセカンド・アルバム『蒼い囁き』に収録し、アルバムのセカンド・シングルとしてリリースした。

『アンカット』誌との取材でシニードはこの曲とプリンスについて次のように振り返っている。

「プリンスの音楽は大好きだったんだけど、あのシングルがあんな大ヒットになるとは夢にも思わなかったわ、まるでね! プリンスに実際に会ったことがあるかって? あるんだけど、お互い好きになれなくて……まったくね。あはは。詳しく話すつもりはないけど、お互い毛嫌いし合ってるから」

「ちょっと暴力的なことにもなって、それで話せないっていうこともあるんだけど。でも、すごく笑える話でもあるのよ。あばあちゃんになって回想録でも書いたらその時教えてあげる」

なお、シニードはノエル・ギャラガーに求婚されたことがあるとも次のように先頃語っている。

「リアム（・ギャラガー）のお兄ちゃんのノエルには一度結婚してくれって言われたことがあるのよ、メグ・マシューズと結婚する直前にね。でも、本人は憶えてないはずよ、アムステルダムのフェスでへべれけになってた時だから」

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