ノエル・ギャラガー、デーモン&グレアムとの共演に“テンダー”をリクエスト

ノエル・ギャラガー、デーモン&グレアムとの共演に“テンダー”をリクエスト

ノエル・ギャラガーとデーモン・アルバーンは3月23日に行われたティーンエイジ・キャンサー・トラスト・ライヴで共演を果たし、20年前の敵対関係を水に流すことになった。

オアシスとブラーのライヴァル関係はブリット・ポップの全盛期を演出するエピソードのひとつともなり、当時ノエルは「デーモンがエイズで死んでくれたら嬉しい」と語り、デーモンも「ノエルと仲直りはまずできないよ。いつかブリット・ポップが廃れても若気の至りだったなんて絶対に言わせない」と応酬する激しい舌戦をくり返してきたが、ここ数年、ふたりは交流を温めてきていることでも知られてきていた。

そして23日にロイヤル・アルバート・ホールで行われたティーンエイジ・キャンサー・トラスト・ライヴでデーモンとグレアム・コクソンのステージにノエルが客演し、"テンダー"のパフォーマンスを披露することになった。

今年のキャンサー・トラスト・ライヴはノエルがロジャー・ダルトリーに代わってキュレーターを務めていて、23日はノエルがヘッドライナー出演を予定していたが、この日のサポートとしてノエルはデーモンとグレアムに白羽の矢を立てていた。

ふたりのライヴにはさらにポール・ウェラーやアメリカの作家のマイケル・ホロヴィッツの出演も予定されていたが、パフォーマンスの途中でデーモンが「ノエル? ノエル?」と呼びかけ、観客を驚かせることになったが、ここで共演が実現することとなった。結果的にこの“テンダー”のパフォーマンスはデーモンがギターとヴォーカル、グレアムがギターとヴォーカル、ポールがドラムにノエルがギターという豪華なラインナップを飾ることになった。ノエルは前日、ギターが簡単だから共演するのだったら“テンダー”がいいなと『NME』に冗談として語っていた。

その後、ノエルは自身のライヴを行った。

デーモン&グレアム&ノエル&ポールの"テンダー"はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=71hb8hBEj0Q

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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