メンズウェアのマット・エヴェレット、メンズウェアは人類文化史上最も重要なバンドだと語る

メンズウェアのマット・エヴェレット、メンズウェアは人類文化史上最も重要なバンドだと語る

メンズウェアのマット・エヴェレットはロビー・ウィリアムズのブリット・ポップ批判に反論している。

スウェードのブレット・アンダーソンが先頃現在のワン・ダイレクションなどのポップ・グループ人気についていつの時代にもゴミのようなポップ・ミュージックはあったと発言したのに対して、ロビーは自身のブログでブリット・ポップを「スリー・コードしか弾けない薄らバカでも90年代には契約にありつけたもんだ」と批判。そんなバンドとは違ったバンドとしてロビーは「エコーベリー、シェッド・セヴン、シンポジウム、メンズウェア、スリーパー、ハリケーン・ナンバーワン、ライド、ザ・ブルートーンズ、オーシャン・カラー・シーン、ノーザン・アップロアー、チャプターハウス、カーヴ、サラダ、アドラブル、カッド、スペースホッグ、クーラ・シェイカー、ジ・オーディエンス、パウダー、キングメイカー、ジェニーヴァ」とブリット・ポップ期のバンドを羅列してはこれを暗にこきおろし、特にジェニーヴァについては「スウェードもどき」として「信じられる?」と揶揄してみせた。

これに対して『ザ・タイムス』紙の取材を受けたマットはロビーについて「何度も会ったことがあるし、すごくいいやつだ」と語っているが、ただ、サラダやジェニーヴァなどについて触れたことについてはこう語っている。

「もちろん、ぼくの意見としてはあれだけのバンドを一緒くたには扱えないよね。ぼくのグループであるメンズウェアが人類のカルチャー史上、アーティスティックな意味で最も重要なバンドであるだけにね。ロビーがやったようにぼくたちをサラダと一緒に括ってしまうのはあまりにも乱暴なんじゃないかな。メンズウェアは決して出来合いのバンドではなかったけど、ただ、本質よりもスタイルばかりだと、多くの人が嫌ったわけはぼくたちにもよくわかるよ」

なお、ロビーはその後、ブログでスウェードを次のようにフォローしている。

「どうもポップ・バンド、スウェードのブレット・アンダーソンについてのコメントからずいぶん脱線してしまったような。でも、この思いの丈をぶちまけることはまたあるだろうし、言わせてもらえてすっきりした。ブレット、ありがとう。ちなみにスウェードは新作『ブラッドスポーツ』をリリースしていて、これはいいアルバムだよ」

(c) NME.COM / IPC Media 2012
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする