アンネ・フランクの義理の姉妹のエヴァ、アンネ・フランクはジャスティン・ビーバーのファンになっていたはずだと語る
2013.04.18 15:30
「アンネ・フランクが現代に生きていたらきっとビリーバー(ジャスティン・ビーバーのファン)になっていただろう」と述べて、再びメディアの批判を浴びているジャスティン・ビーバーだが、アンネの義理の姉妹にあたる人物が確かにアンネはファンになっていたかもしれないとジャスティンを擁護している。
ヨーロッパ・ツアー中のジャスティンは4月13日にアーネム公演を行った際に、アムステルダムにある博物館「アンネ・フランクの家」を訪れ、施設の記帳でアンネ・フランクはきっと自分のファンになっていただろうと綴ったことで大きな話題を呼ぶことになった。
博物館のスタッフはその経緯を次のようにフェイスブックで紹介している。
「昨日、ジャスティン・ビーバーが友人とセキュリティ・スタッフとともにアンネ・フランクの家に来館しました。ファンが大勢、ジャスティンを一目見ようと家の外で待ち構えていました。ジャスティンはそのまま博物館に1時間以上も滞在。博物館のゲストブックには次のように記帳しました。『ここに来られて本当にインスピレーションを受けたよ。アンネは素晴らしい少女だったはず。きっとビリーバーになってたはずだと思うんだけどな』」
しかし、アンネの義理の姉妹でイギリス在住のエヴァ・シュロースは次のようにジャスティンの予想を支持していると『ザ・サン』紙が伝えている。
「アンネはきっとファンになっていたはずだわ。ならない理由の方がみつからないし。ジャスティンは若い男の子で、アンネは若い女の子だったんだから。それにアンネは映画スターや音楽がすごく好きな子だったのよ」
なお、エヴァはアンネと同い歳で、アンネと同様ユダヤ系であったためオランダでナチス・ドイツにより逮捕され、アウシュヴィッツ収容所を経験したが、生き延びて戦後解放された収容所でアンネの父親オットー・フランクと再会。その後、エヴァの母エルフリードがオットーと再婚したため、アンネの義理の姉妹となった。アンネとアンネの母親、姉、そしてエヴァの実父と兄は収容所で亡くなった。