ソニック・ユースのキム・ゴードン、サーストン・ムーアとの別離と乳がんについて語る

ソニック・ユースのキム・ゴードン、サーストン・ムーアとの別離と乳がんについて語る

ソニック・ユースのキム・ゴードンは2011年にサーストン・ムーアと離婚してから初めて、離婚の経緯と乳がんとの闘病について語っている。

キムとサーストンは一昨年の10月に27年間の結婚に終止符を打ったことを発表し、以後、ソニック・ユースは活動休止状態に陥っている。『エル』誌の取材に答えたキムは、離婚の原因がサーストンの不実にあったことを明らかにしている。

以下は『エル』誌からの引用になる。
「数年前、キムが名前は明かしたくないという女性がソニック・ユースの活動に関わることになったが、この女性はバンドの元メンバーの交際相手で、サーストンの文学プロジェクトのパートナーになることになった。その後、キムは女性からのショート・メールを発見し、二人が情事を重ねているのではないかとサーストンを問い詰めることになったという。二人はカウンセリングも受けたが、サーストンはもう一人の女性に会うのをやめることにはならなかった。『まずはもう片方の女を切り捨てて、その後、わたしがどうしたいのかと決めるところまでさえ行けなかったのね』とキムは振り返っている。『サーストンは彼女との二重生活をずっと繰り広げていたわけ。本当にまるで心ここにあらずという感じだったわ』。その後、サーストンは家を出て行き、家に残ったキムはヒップホップを聴きまくったという。『心にトラウマを抱えた時にはヒップホップが一番いいのよ』とキムは説明している。」

さらにサーストンとの離別後、キムは非浸潤性乳管がんを発症していることも明らかになった。その後手術を受けることになったが、キムは次のようにエル誌に語っている。

「もう大丈夫よ。本当に一番軽い状態のがんだったから。放射能線治療とか、そんなこともやらなかったけど、でも、やっぱり、踏んだり蹴ったりだなあとは思ったわ」

現在、キムはサンフランシスコで開催するアート展の準備にいそしんでいて、また、別プロジェクト、ボディ/ヘッドの『Glare Luring Yo』を引っ提げたツアーにも出る予定だ。
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