アトムス・フォー・ピースによるフォー・テット“Pyramid”のリミックスが公開
2013.04.26 18:00
2月20日(水)にファースト・フル・アルバム『アモック』をリリースし、11月に来日公演を行うことが発表されているアトムス・フォー・ピースだが、フォー・テットの“Pyramid”のリミックス音源が公開されている。
以下で聴くことができる。
http://soundcloud.com/four-tet/pyramid-atoms-for-peace-rmx
なお、トム・ヨークは先日『ローリング・ストーン』誌のインタヴューに答えて、昨今のDJカルチャーの9割方は自分には馴染めない世界で、イビザの興行師からこっちで回さないかなどと連絡を受けると腹が立ってくると語っているが、その反面、DJをやめられないわけを次のように語っている。
「ここ数年でぼくが経験した最も刺激的なことはフライロー(フライング・ロータス)との出演だったからね。(ロンドンの)ロー・エンド・セオリーに初めて出演することになったんだけど、フライローに引きずられるようにして行くはめになって、ぼくはもう泣いたり叫んだりして嫌がってたんだよ、やりたくなかったからね。時差ボケだったか、なんだかで。それがやってみたらぶっとびだよ。ファッキンぶっとび。しかも、会場には同志愛みたいなのが溢れてて、みんな顔馴染だからなんだろうけど、これまで経験したものとはまるで違ってて、ぼくの慣れてるものじゃなかったんだよ。ものすごい派手なクラブ空間だとか、そういうことじゃなくて、ただもうファッキン・ラウドで楽しかったっていうことなんだ。このシーンの音楽の多くはイカレちゃってるしね、ヒップホップのものとか、ものすごくアブストラクトで、アートフォームのように思えるんだよ。ぼくたちがベルリンでDJをやった時には前の出番がアンスタムで、そのセットなんてね、40分間の芸術作品だったからね。みんな踊って音を楽しんでて、キック・ドラムは超絶的にラウドで、でも、よくよく聴いてみると、『これはマジで超複雑だよ』っていうもので、ほとんどねじれたプログレみたいな感じだったんだ」
アトムス・フォー・ピースは7月6日(土)よりヨーロッパ・ツアーを開始する。