モーターヘッドのレミー、重度の血腫のためライヴを中止に

モーターヘッドのレミー、重度の血腫のためライヴを中止に

5月末からヨーロッパ・ツアーに乗り出していたモーターヘッドだが、ヴォーカル&ベースのレミー・キルミスターが重度の血腫を患ったためいくつかのライヴが中止に追い込まれている。

中止になったのは、6月22日のオーストリアで開催されたシー・ロック・フェスティヴァルへの出演と25日のイタリアのミラノ公演で、ミラノ公演の興行を行なっているバーリー・アーツ・プロモーションは「重度の血腫のためステージが不可能になった」と公演の中止の原因を説明している。

バンドのオフィシャル・サイトでも中止の謝罪が表明されているが、特にレミーの病状についての説明はされていない。ただ、血腫によって中止になったと伝えている様々なメディアの記事へのリンクがサイトには貼られている。

なお、レミーは不整脈のため埋め込み型除細動器を最近になって体内に取りつける処置をしている。また、バンドは今年に入ってから2011年の『ザ・ワールド・イズ・ユアーズ』に続く新作『Aftershock』を制作中だと明かしていて、9月21日のリリースを予定している。バンドにとって21枚目のアルバムとなる新作は、バンド自身のモーターヘッド・ミュージック・レーベルからの2枚目の作品となる。

ちなみに昨年はモーターヘッドにとってデビュー35周年にあたっていたが、レミーは『ビルボード』誌に対して、結成40周年にあたる2015年になんかしら祝っていきたいと次のように語っている。

「全員整列して頭を吹っ飛ばすとか。なんかやること考えておくよ。いつだって考えてるんだから。ま、裸の女とかを題材にしたものとかをね」
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