ジェイ・Z、イギリスで本物の「マグナ・カルタ(大憲章)」を観に行く

ジェイ・Z、イギリスで本物の「マグナ・カルタ(大憲章)」を観に行く

ジェイ・Zが自身の最新アルバム『マグナ・カルタ・ホーリー・グレイル』のヒントになった本物の「マグナ・カルタ」の原本を見るため、イギリスのソールズベリー大聖堂を訪れていたことがわかった。

マグナ・カルタ(大憲章)は1215年に制定された憲章で、イングランド国王の権限の制限を定めたもので、すべての条文はその後廃止されたが前文は廃止されずに現行法として残っており、現在でもイギリスにおいて憲法を構成する法典の一つになっている。

写しが大量に書かれたためマグナ・カルタのコピーは各地に残っているが、イングランド内に現存するオリジナルの文書は4通で、そのうちの1通がソールズベリ大聖堂に収蔵されている。ジェイ・Zの『マグナ・カルタ・ホーリー・グレイル』のアートワークにはこのマグナ・カルタがデザインされている。

ジェイ・Zがソールズベリ大聖堂を訪れたのは7月14日、ワイヤレス・フェスティヴァルにヘッドライナーとして出演する前に寄ったとみられている。報道によるとジェイ・Zは大聖堂のマスター、ジューン・オズボーンに案内されて約1時間大聖堂を観て回ったという。

今回のジェイ・Zのソールズベリ大聖堂訪問は最小限のスタッフだけを伴っての非公式なもので、彼はロンドン市内から愛車アストン・マーチンを走らせてやってきたようだ。

ジェイ・Zを案内したオズボーンは取材に対し、「彼をソールズベリ大聖堂にお招きできて光栄でした。彼はマグナ・カルタの原本を見て非常に心を動かされていました。他の見物客の皆さんも大聖堂でジェイ・Zに会って少し驚いてらっしゃったようです」とコメントしている。

またジェイ・Zは新作『マグナ・カルタ・ホーリー・グレイル』より自らの名前を「Jay-Z」から「Jay Z」への改名したことが話題になっている。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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