フォールズのヤニス、元CIAのスノーデン容疑者をモスクワのライヴのゲストリストに載せたと語る

フォールズのヤニス、元CIAのスノーデン容疑者をモスクワのライヴのゲストリストに載せたと語る

7月にはフジロック・フェスティヴァルで来日を果たしたフォールズだが、ヤニス・フィリッパケスはアメリカ政府による情報収集活動を暴露して訴追された元CIA職員、エドワード・スノーデン容疑者をモスクワのフォールズのライヴのゲストリストに載せたと語った。

『NME』の取材に対し、ヤニスは「エドワード・スノーデンをモスクワの僕らのショウのゲストリストに載せたんだ――もちろん同伴者はなしでね」と語った。「彼は今ひとりぼっちなんだ。ぼくはスノーデンをヒーローとは思ってなかったんだけど、今彼はそれになりつつあるよね。アメリカのニュース解説者たちは彼を裏切り者と呼ぶけど、彼らは利己的なだけなんだよ。今、彼についてすべき最良のことはインターネットの出現と、その技術が僕らの生活に入り込んできていることについて議論することなんだ」

またヤニスはアメリカ政府について「彼らがダークで専制的だってことは隠されている。〝アメリカは友達だ。仲間なんだ〟と言ってね。ほんと、冗談じゃないよ。スノーデンはアメリカ政府の真実を暴いただけなんだ。彼は犠牲者なんだよ」とも語っている。

スノーデン容疑者は8月1日、ロシアへの政治亡命を認められ、正式に同国に入国した。当初南米に亡命する予定だったが、米政府がパスポートを失効させたため、空港のトランジット・ゾーンに滞在を余儀なくされ、ロシアに一時的な亡命を申請していた。プーチン大統領は、スノーデン氏が米国に損害を与えるような活動をやめれば亡命を受け入れることを表明。一方で、米国への身柄引き渡しについては拒否していた。
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする