ガンズ・アンド・ローゼズのギターのDJアシュバがラスベガス警察の計らいでラスベガスを一望するヘリコプター・ツアーを楽しませてもらったと語ったことで、ラスベガス警察署内での内部調査が始まっているという。
事件が発覚する原因となったのは、アシュバが交際相手のナタリアへのプロポーズを行ったためで、8月10日にアシュバは詳細にネットでこの時のことを報告しており、その際に画像サイトのインスタグラムにヘリコプター用ヘルメットを被ったナタリアの画像などもアップしている。
画像の説明の中でアシュバはラスベガスを空から観光する「最高のヘリコプター・プライヴェート・ツアー」を経験させてくれたラスベガス警察への感謝を表していて、最後に警察本部の離着陸場に「バラと発砲飲料なんかも用意してもらえて」めでたくプロポーズできたとアシュバは明かしている。さらに次のようにもツイッターでも報告している。
「あれは俺たちの人生の中でも最も信じられない1日だったよ! ラスベガス警察署のみなさんに感謝! ナタリアがまったく予期していなかったのも最高だったし、もう魔法がかかったみたいだったよ」
ここのところラスベガス警察では増員を実現させる人件費確保のため収支の改善に専念していることが伝えられているが、ここにきて2名の民間人が署の管轄のヘリコプターの試乗を行っていたことが判明したと警察では発表していて、ビル・キャッセル報道官は現在この試乗が警察の内規に違反していないかどうか内部調査を進めていることを明らかにしたと『ザ・ラスベガス・レヴュー』紙は伝えている。
なお、今年に入って新作制作の噂も伝えられるガンズだが、ギターのロン・バンブルフット・サールはバンドとしては新作制作に期待しているとしながらも、まだレコーディングなどはなにも始めていないと明らかにしていて、スタジオに入る前にはまずライヴをすべて片づけておきたいからだと語ってきている。
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