レディー・ガガ、ファンに対して殺人予告や誹謗中傷はやめるように訴える

レディー・ガガ、ファンに対して殺人予告や誹謗中傷はやめるように訴える

かつては親友だったセレブ・ブロガーのペレス・ヒルトンと袂を分かち、舌戦の応酬を続けていたレディー・ガガだが、自身のファンに落ち着くように説得している。

ここにきてペレスはレディー・ガガのファンから殺人予告まで受けて閉口していると明らかにしていて、レディー・ガガもこうしたファンの動きを抑えようとボーン・ディス・ウェイ基金のブログでファンに向けた書簡を公表している。その中でレディー・ガガは次のように訴えている。

「脅迫的なメッセージを送ったり、憎しみを込めた乱暴な言葉を使ったりして他人を苛立たせることをわたしは支持しませんし、わたしのやっているどんなこととも主旨が違っています。ここのところ見受けられる動きは間違ったことだし、平等や思いやりについてわたしがどう考えているかはこれまでもわたしはしっかり表明してきたつもりです」

さらにレディー・ガガは自分について書かれたことに対してファンが怒るのは当然だとしながらも、それを前向きなものに変化させなければだめだと訴えている。
「音楽とは愛のことで、さらに劇場空間という魔法のかかった状態の中でそれを分かち合うことなんだから。こんなことよりもわたしたちはもっと強いはずです。わたしたちは自分たちがなにを象徴しているのかよくわかっているはずです。それは勇敢さです。わたしにはこのことがわかっていますし、現在インターネットで見かけられることは、わたしのライヴで見かける光景とは違っています」

さらにレディー・ガガはツイッターやそのほかのソーシャル・メディアの運営側にも問題のあるユーザーへの規制を行うように訴えたという。

レディー・ガガは旧友だったペレスとの間でここのところ舌戦を繰り返していて、ペレスはケイティ・ペリーの"Roar"とは対照的にレディー・ガガのニュー・シングル"Applause"が振るわなかったと嬉々として取り上げ、レディー・ガガは自分が股関節を傷めたその日にペレスは「カルマ(業)」という文字が書かれた車椅子の画像やマドンナが拳銃を撃っている画像を嫌がらせで送ってきたとツイート。さらにペレスが自分に対するストーカー行為を行っているともツイートした。その後、ペレスはレディー・ガガが住んでいる建物に自分の引っ越し先の物件探しをしたのはただの偶然だと表明したが、この頃にはペレスはレディー・ガガのファンから大量の殺人予告や誹謗中傷ツイートを受け取るようになっていたという。ただ、今回のレディー・ガガの書簡の中でガガはペレスについては直接触れていない。

また、ペレスはレディー・ガガのファンたちにガガを心配する気があるのならもっと音楽を買ってやったらどうなんだとも発言していたが、シングル"Applause"は第1週でおよそ20万から25万枚程度のセールスを記録しそうだと『ビルボード』誌は予測している。

なお、ボーン・ディス・ウェイ基金はレディー・ガガが母親のシンシア・ジャーマノッタとともに設立した若者への支援団体で、ボーン・ディス・ウェイ・ボール・ツアーではライヴ会場にボーン・ブレイヴ・バスを提供し、そこで若者へのカウンセリングなど様々な支援活動を行っていた。
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