マドンナはニューヨークで開催された映画際の上映会で、上映中にブラックベリー携帯でメールを書いていたことをとがめられ、アメリカの映画館チェーンから出入り禁止を喰らうことになった。作品は『12 Years a Slave』といって、1840年代に自由な身の黒人であった主人公が誘拐され、奴隷としてプランテーション農場へ売られてしまう内容になっていて、キウェテル・イジョフォーのほか、マイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチらが出演するもの。すでに各映画祭で絶賛を呼んでいる作品だが、ニューヨーク映画祭でもリンカーン・センターで上映され、これにマドンナも出席したという。ところが上映時間のほとんどの間、マドンナはブラックベリーでメールを打つことにいそしみ、自分の後ろに座っていた女性客から携帯をしまうように注意されると「こっちは仕事なのよ……この奴隷商人!」と毒づいたと『ザ・ガーディアン』紙が伝えている。このエピソードを受けて映画チェーン「ジ・アラモ・ドラフトハウス」の代表、ティム・リーグはマドンナを自身のチェーンからは出入り禁止にすると明らかにしている。元々ティムの発言は「全映画ファンに謝罪するまで、マドンナが映画館で映画を観ることを禁止とする」というツイートで、本当は冗談のつもりで書いたことにすぎず、「映画の途中で携帯をいじるのはマナー違反だという論議のきっかけにしたかっただけだった」と『エンタテイメント・ウィークリー』誌にティムは語っている。しかし、このツイートがあまりにも注目を浴びることになったため、実際に自身のチェーンで施行することに決めたと次のように語っている。「これだけ話題になってしまったからには、もちろん、実行に移すことにしますよ。僕は真剣にこう言っているんですよ、とはいえ、それでマドンナが影響を受けることはほとんどないと思いますがね」なお、先頃『ハーパーズ・バザー』誌にエッセイを寄稿したマドンナは1978年にニューヨークに引っ越した際、強姦されたことを次のように明らかにしている。「(ニューヨークは)わたしを手放しで大歓迎してくれたわけではなかった。引っ越して1年目に拳銃を突きつけられて強盗に遭った。それからナイフを背中に突きつけられて建物の屋上にまで引きずり出されて、そこで強姦されたこともあった」マドンナはアート・フォー・フリーダム(自由のための芸術)というキャンペーンのために、写真家のスティーヴン・クラインとともに製作した『SecretProjectRevolution』という映像作品を先月公開しているが、このキャンペーンについて「わたしの作品やアート・フォー・フリーダムに提供される他の作品も人々を行動に移すきっかけとなって、みんなのそれぞれのクリエイティヴな表現を発表する場となり、社会にはびこる抑圧や不寛容、自己満足を退けるものになるように期待しています」と語っている。(c) NME.COM / IPC Media 2013
マドンナ、映画の上映会でメールを打ち続け、映画館から出入り禁止に
2013.10.15 20:45
マドンナはニューヨークで開催された映画際の上映会で、上映中にブラックベリー携帯でメールを書いていたことをとがめられ、アメリカの映画館チェーンから出入り禁止を喰らうことになった。作品は『12 Years a Slave』といって、1840年代に自由な身の黒人であった主人公が誘拐され、奴隷としてプランテーション農場へ売られてしまう内容になっていて、キウェテル・イジョフォーのほか、マイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチらが出演するもの。すでに各映画祭で絶賛を呼んでいる作品だが、ニューヨーク映画祭でもリンカーン・センターで上映され、これにマドンナも出席したという。ところが上映時間のほとんどの間、マドンナはブラックベリーでメールを打つことにいそしみ、自分の後ろに座っていた女性客から携帯をしまうように注意されると「こっちは仕事なのよ……この奴隷商人!」と毒づいたと『ザ・ガーディアン』紙が伝えている。このエピソードを受けて映画チェーン「ジ・アラモ・ドラフトハウス」の代表、ティム・リーグはマドンナを自身のチェーンからは出入り禁止にすると明らかにしている。元々ティムの発言は「全映画ファンに謝罪するまで、マドンナが映画館で映画を観ることを禁止とする」というツイートで、本当は冗談のつもりで書いたことにすぎず、「映画の途中で携帯をいじるのはマナー違反だという論議のきっかけにしたかっただけだった」と『エンタテイメント・ウィークリー』誌にティムは語っている。しかし、このツイートがあまりにも注目を浴びることになったため、実際に自身のチェーンで施行することに決めたと次のように語っている。「これだけ話題になってしまったからには、もちろん、実行に移すことにしますよ。僕は真剣にこう言っているんですよ、とはいえ、それでマドンナが影響を受けることはほとんどないと思いますがね」なお、先頃『ハーパーズ・バザー』誌にエッセイを寄稿したマドンナは1978年にニューヨークに引っ越した際、強姦されたことを次のように明らかにしている。「(ニューヨークは)わたしを手放しで大歓迎してくれたわけではなかった。引っ越して1年目に拳銃を突きつけられて強盗に遭った。それからナイフを背中に突きつけられて建物の屋上にまで引きずり出されて、そこで強姦されたこともあった」マドンナはアート・フォー・フリーダム(自由のための芸術)というキャンペーンのために、写真家のスティーヴン・クラインとともに製作した『SecretProjectRevolution』という映像作品を先月公開しているが、このキャンペーンについて「わたしの作品やアート・フォー・フリーダムに提供される他の作品も人々を行動に移すきっかけとなって、みんなのそれぞれのクリエイティヴな表現を発表する場となり、社会にはびこる抑圧や不寛容、自己満足を退けるものになるように期待しています」と語っている。(c) NME.COM / IPC Media 2013