ザ・フレーミング・リップスは10月23日に18分ほど解散したとか。

23日の夜にバンドのオフィシャル・ツイッターでバンドは「悲しい報せがあります。ぼくたちは解散しました……」とツイート。その18分後にバンドは「冗談だから（笑）」とツイートし、最初の解散ツイートは削除されたという。

その後、『ローリング・ストーン』誌がバンドのレーベルに問い合わせたところ、解散は事実ではないと返信してきたという。しかし、その一方でバンドがまったく関知しないところでツイートはさらに連発されたとのことで、この時間帯にヴォーカルのウェイン・コインは自身のツイッターで「ザ・フレーミング・リップスのツイッターが乗っ取られた!!!!」と事態の真相を訴えていたそうだ。

この乗っ取られた時間帯にバンドのツイッターではイギリスのアイドル・バンド、ユニオン・Jのニュー・シングルを買うように勧めるツイートや「さっきの（解散の）告知はちょっと時期尚早だったな」というツイート、「ザ・フレーミング・リップス1983-2013」というバンドが解散したかのようなキャプションを添えた骸骨の画像、ジャスティン・ビーバーにフォローを要求するツイートなどがアップされ続けたという。

その後、「CallumB95をフォローしてフォロワー400越えを助けてあげて!」とツイートされると、同じ内容のツイートが2度ほどそれからも繰り返されたとか。翌日の朝6時過ぎからこの乗っ取りツイートも削除され始め、事態は収束したように思われたが、その頃にはCallumB95は455フォロワーを獲得していて、目的は達成した様子だったという。

なお、ザ・フレーミング・リップスはEP『Peace Sword』をリリースする。EP『Peace Sword』には来年1月に日本公開される映画『エンダーのゲーム』で使われる楽曲も収録されることになっている。EPのアナログ盤は11月29日のバック・トゥ・ブラック・デイにアナログ盤としてのリリースを予定している。