大手興行団体のライヴ・ネイションはU2とマドンナのそれぞれのマネジメント事務所の買収に向けて動いていると『ザ・ニューヨーク・タイムス』紙が伝えている。
今回、ライヴ・ネイションが獲得に動いているのはU2のマネージャーとして有名なポール・マッギネスが率いるマネジメント事務所「プリンシプル」とマドンナのマネージャー、ガイ・オセアリーが率いるマネジメント事務所「マヴェリック」だと『ニューヨーク・タイムス』は明らかにしている。
プリンシプルとマヴェリックもこの合併買収に向けて動いているようで、買収後にはオシアリーがU2のマネジメントを担当し、マッギネスは取締役として現場から離れる意向だという。『ニューヨーク・タイムス』への声明でマッギネスは次のように説明しているという。
「アーティストが解散したり、やめたり、他界する前にマネージャーが引退を考えるのはマネージャーのたしなみとしては多少もとることかもしれませんが、そもそもU2はあらゆるロックンロールの規範からはみ出てきたバンドでもあります。64歳という音楽的には潮時ともいえる年齢を迎えるにあたって、とてつもないキャリアのまた新しいサイクルへと今踏み出そうとしているバンドの日常業務を僕はこれまでよりも少なく受け持つことにしました。
僕たちはアーサー・フォーゲルと長くツアーでパートナーとして組んできましたが、そのアーサーの所属するライヴ・ネイションがアーティスト・マネジメントに参加して共に強力な体制を築き上げようとしてくれていることに喜びを感じています。ガイ・オセアリーにつきましては彼の世代のマネージャーでは最高峰の人物だと目してきましたし、僕たちの日常業務を任せるのに彼以外の人間を考えたことはありません」
なお、U2は新作リリースを来年の4月に見据えているとビルボード誌では伝えていて、さらにライヴ・プロジェクトのスポンサーを現在物色中で、この交渉のためにすでにオセアリーが動いているという。