キッスのポール・スタンレー、苦節15年を経てのロックの殿堂入りについて勝利宣言

キッスのポール・スタンレー、苦節15年を経てのロックの殿堂入りについて勝利宣言

先頃、ロックの殿堂入りが決定したキッスだが、ポール・スタンレーは今回の殿堂入りについて自分たちの勝利だと宣言している。

キッスは1999年から殿堂入りする資格を有してきたものの、今回殿堂入りするまで15年も見過されてきたことになり、これまでも殿堂入りの選考について基準が偏向していると大々的に批判を繰り広げてきた。しかし、ついに今回殿堂入りを果たしたことについて次のようにポールは『ビルボード』誌に語っている。

「俺たちをずっと排除してきた同じ基準がね、俺たちを入れることにしたんだから、これは最高だよね。俺たちが変わったわけではないし、自分たちのありようについて詫びたわけでもないし、俺たちが俺たちであることによって俺たちは殿堂入りした。これまで俺たちに悪く働いていたものはもうその限りではないんだね。ファンも投票できるようになったこと、またこれまでの殿堂入りアーティストには猛烈なキッス・ファンもいたことなども手伝って、万事うまくいったということなんだと思うよ。俺の優先事項はずっと変わってきてないし、変わったのはロックの殿堂の方なんだよ。というわけで、これは全員にとっての勝利となってるんだ。俺はすごく感謝してるし、これを軽く考えていないよ。キッスが殿堂入りすることになって喜んでる人はたくさんいるし、俺もそんな一人なんだよ」

ただ、殿堂入り式典をきっかけに、オリジナル・メンバーのエース・フレーリーとピーター・クリスを迎えたオリジナル・ラインナップ再結成についてはありえないことをポールは念を押している。

「ピーターとエースは間違いなくバンドの始まりとしてあるし、俺たちは4人でバンドの基礎を作ってそれが40年も続く記念碑的な存在となってきているわけなんだよ。だから、ピーターとエースがやってきたことについては心から評価したいし、それはその後のメンバーを務めてくれているみんなに対してもそうだし、バンドを支えてくれた人たち、ファンも含めてね、そういう人たちに対してもそういう気持ちがあるんだ。ただ、俺たちがまたオリジナルのラインナップの顔触れに戻るかもしれないということはまったくありえないから」

キッスは1974年にデビューしたが、オリジナル・ドラマーのピーターが1980年に脱退し、その後82年にエースも脱退した。その後96年からオリジナル・ラインナップによる再結成となり、ツアーも行われたが、ピーターが01年に再び脱退し、エースも02年に脱退した。
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