ピクシーズを解雇されたキム・シャタック、マネージャーの威圧的な態度について語る

ピクシーズを解雇されたキム・シャタック、マネージャーの威圧的な態度について語る

ピクシーズを脱退したキム・シャタックは、バンドのマネージャーに高圧的な態度で威圧されていたと語っている。

キムは6月にバンドを脱退したオリジナル・ベーシストのキム・ディールの後任としてバンドに加入したが、ライヴやレコーディングを経て11月に一方的に解雇になったことが明らかになっている。その後はズワンやア・パーフェクト・サークルに参加していたパズ・レンチャンティンが後任に当たることが明らかになっている。

俳優のジョナ・レイのポッドキャストに出演したキムは次のように語っている。
「マネージャーがいつもわたしに対してものすごくプレッシャーをかけてきてたのね。すごく変な感じの人で。ロンドンのラウンドハウスでのライヴの前に、わたしにそういうことをやってきたし、ジョーイ(・サンティアゴ)にもやってたんだけど。面と向かってこう言ってくるのね、『キム、知っておいてほしいんだけど、ライヴでは数十億の人たちがきみを観てて、それにきみは完璧に応えなければならないんだよ』って。わたしは『だったら、わたしって全然緊張しないタイプだからよかった』って笑い飛ばしちゃったけど。同じことをジョーイにやってたのも横で聞いたわよ」

さらに解雇については次のように語っている。
「どうしてとか、そういうことはまるで説明してもらえなかったけど、なんとなく感じてることはあるけど。それはまだ話してもいいことかどうか、自分でもわからないところかな。でも、実は思ってるほど、わたしに関係したことじゃないのよ」

またブラック・フランシスについてキムは「別にフランシスに対してはそんなに腹を立ててないし。本当にそうなの。フランシスが問題になってるわけじゃないから」とも語っている。なお、フランシスはキムの脱退について次のように語っている。

「大きなはてなマークとなっているのは、そんなにバンドがうまくいってるんだったら、なぜまたいちいち人事をいじるのかってことだよね。それは疑問に思って当然だとも思うけど、でも、僕が言いたいのは、誰かとやってライヴがいくつかうまくいったからって、あるいはレコーディングがうまくいったからって、それだけでその人と結婚していつまでも一緒にやっていくわけじゃないってことなんだよ。バンドをやってると、そういうふうに物事は運ばないんだ。それにこういうことはなかなか説明しづらいんだよね、特にみんながある人物に心情的に執着し始めてしまうとね」

なお、バンドはパズを加えての体制で来年からライヴに臨むことになっている。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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