ヴァンパイア・ウィークエンドのエズラ・クーニグは自分たちの音楽はずっと政治的なものであり続けてきたと語っている。
『ザ・ガーディアン』紙との取材でエズラは現代の音楽で政治的であるには様々なやり方があると次のように語っている。
「僕たちの音楽はずっと政治的であり続けてきたと思うけど、特に今度の作品はそうだったと思うよ。はっきりとこうだと誰にもわかる形ではないけど、でも、そういうもんじゃなくてもいいと思うんだ。音楽も時にはもっとヴァイブやノリで存在していかなきゃならないこともあるからね」
たとえば、『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』のどこが政治的なのかと問われてエズラは、作品のテーマは個であることにあると答えていて次のように続けている。
「だけど、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン的な政治性はないんだよ。音楽で政治的であるにはいろんなやり方があると思うんだけど、個人的な生活の中ではそういうことではないのかもしれないよね。気になってしょうがないからはっきりとした形で取り組んでみるか、そうでないかっていう感じでさ」
また、政治的であることの見え方については次のように説明している。
「やっぱりうすらバカのように見えないようにするのは重要だよね。選挙に出るっていうんでも、あるいは『Kony 2012』(ウガンダの反政府勢力の指導者で、少年兵を導入したテロ活動やゲリラ戦を展開するジョゼフ・コニーを糾弾するキャンペーン。ネットや動画を効果的に使ったキャンペーンで世論を大きく動かした)でも、どんなことをやっても結局、ギターへのサインをせがまれるもんだし、ライヴをやってくれという話になるわけだからね」
さらに次回作については次のように答えている。
「時にはすぐにでも着手するべきかなっていう気にもなるし、時にはもっと時間をかけるべきかなとも思えるんだよね。よく言われることだけど、なんかの答えを探してる時、ものすごく一所懸命に考えて、それから意識的に考えることはやめたりするものなんだ。それでテレビを観てたり、犬の散歩をしてたりすると、急に答えがわかるっていうようなもんなんだよ。音楽そのものが導いてくれるものだと思うんだ」
(c) NME.COM / IPC Media 2014