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 2日目レイク・ステージ、今日も開演しました! ロッキング・オンJAPAN編集長古河の開演前挨拶でも言っていましたが、昨日は茨城県で最も暑い日だったようです。今日はさらに暑くなるはず。繰り返しになりますが、皆さん、熱中症には十分気をつけてエンジョイしてくださいね。

 さて、今日のキックスターターは“日本一のセンチメンタル・ロック野郎”ゴーイング・アンダー・グラウンド。ステージ前に集まったお客さんは、1曲目“トワイライト”から大合唱の輪! 5人のパワフルな演奏、そして全員が歌うメロディはそのまま純情なハーモニーになって、レイクに涼やかな風をもたらしていた。このうえなくロマンチックな祝砲が、この日のレイクに打ち上げられた!



そして夏フェス初登場のフジファブリックは、“虹”“TAIFU”といきなり人力四つ打ちのダンス・ナンバーを連発! “和”を感じる節回しとディスコのグルーヴ感が合体して新種のポップスを生み出している。ミディアム・バラードの“茜色の夕日”や代表曲“銀河”だけでなく、タメたっぷりのブルージーなリフから始まりリズム・チェンジと転調を次々に繰り返す新曲も披露するなど、まだまだ彼らが高速進化の過程にあることを証明するステージだった。


 続くはレイクを真紅に染め上げた耽美派・椿屋四重奏。この炎天下なのに、Vo&G中田以外全員長袖シャツでビシっと決めている。彼らの鳴らすギラギラと艶かしいロックンロールは、集まったお客さんの一人ひとりと契りを交わすかのようにダイレクトに響いている。“螺旋階段”からラスト“プロローグ”まで全7曲、たった40分なのに、そこにはめくるめく椿屋ワールドが展開していた。(柴那典)


GOING UNDER GROUND

1. トワイライト
2. ハートビート
3. グラフティー
4. ダイアリー
5. アゲハ
6. センチメント・エキスプレス
7. ショートバケーション
8. STAND BY ME

フジファブリック セットリスト

1. 虹
2. TAIFU
3. ダンス2000
4. 新曲
5. 茜色の夕日
6. 銀河
7. 陽炎


椿屋四重奏 セットリスト

1. 群青
2. 成れの果て
3. 紫陽花
4. 小春日和
5. 螺旋階段
6. 空中分解
7. プロローグ