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夕刻になり灼熱の太陽が沈みかける頃、Charaはその姿を現した。RIJには初登場。しかしその第一声を聴いただけで、思わず「あ、Charaだ」と誰もがわかるその唯一無比の声色は、やはりこの人ならでは。“スカート”“ミルク”“Swallowtail Butterfly~あいのうた~”といった名曲群を散りばめ、ラストは新曲“世界”で締めるという理想的な展開。Charaとオーディエンスがひとつになった瞬間だった。





そしてついに今年のレイクステージ、ラストのアクトだ。大トリGRAPEVINEの登場である。田中和将が笑顔で「ロック・イン・ジャパン、気持ちいいなあ」とつぶやき、“想うということ”“KINGDOM COME”などを怒涛の勢いで演奏。“その未来”を歌い上げ、「最高の夏を過ごしてください」と言い残しステージを去った彼ら。今日のライヴを観たオーディエンスは皆が感じたことだろう。「今日がその最高の夏だよ」と。本当にありがとう、バイン。(洪弘基)