KANA-BOON『TIME』を聴いた

KANA-BOON『TIME』を聴いた

時間には限りがある。
というか「限り」そのものを表すのが時間というものである。

KANA-BOONの1月21日にリリースされるニューアルバム『TIME』の1曲目“タイムアウト”。
一日には24時間という「限り」があり、確実に刻一刻とそれは終わっていくという不安と焦燥がKANA-BOONの音楽の原動力になっていることを象徴する曲。

9曲目“愛にまみれて”。
「限り」ある命を持つ僕らに永遠はない。
だからこそ切なくなり、胸が熱くなり、涙も流す。
永遠よりも素晴らしい、「限り」ある命がもたらす愛にKANA-BOONの音楽が包まれていることを象徴する曲。

つまり「限り」ある一日がもたらす焦燥と、「限り」ある一生がもたらす切なさを同時に鳴らすのがKANA-BOONの音楽である。
『TIME』という、そんなKANA-BOONの本質を射抜いたタイトルが付けられたニューアルバムには、彼らの持つこれまでのロックとは違うレベルの共振性と普遍性が100%表現されている。(古河)
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