最高と秋人のキャスティングを巡ってかなり議論が巻き起こっていましたが、インタビューという形でそれぞれの内面に触れてきた身としては自然なキャスティングなのではないかとずっと思っていました。
そして、やはり完成した映画『バクマン。』はフィクションとノンフィクションの垣根を巧みな戦略と絶妙のセンスで取り払う大根仁監督の演出によって、佐藤健と神木隆之介のコンビが持つ内面の深いところにあるリアルな熱さがズルズルと引きずり出され、素直に心を揺さぶる青春映画となっていました。
佐藤健と神木隆之介、そして大根仁監督のトライアングルのなかで重なり合っていたものについて、普段から仲が良いふたりならではの軽妙な掛け合いで語ってくれました。(古河)