3月19日発売のCUT4月号に、俳優の黒羽麻璃央が登場。舞台俳優1万字インタビューシリーズの第2弾として、生い立ちから現在までを振り返るロングインタビューを敢行し、家族や趣味のこと、役者として歩んできた道のりについてじっくりと語ってもらった。
2010年に「第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリを獲得後、2.5次元舞台を代表するシリーズ・ミュージカル『テニスの王子様』で俳優デビューを果たした黒羽。俳優として華々しいスタートをきったかに見えたが、その道程は意外にも、苦難に満ちたものだった。
ジュノンボーイで準グランプリになって、次は『仮面ライダー』に出て、月9に出てみたいな。とんとん拍子でいくのかなと思ってたら、決してそんな簡単ではなくて。自分が思い描いていた通りにことが運ばなかったし、芝居がうまくなりたいと思ってワークショップに行けばボロカスに怒られるし。何をやってもうまくいかなかった
しかし、2016年の演劇プロジェクト・タクフェスの『歌姫』を転機に役者という仕事への想いに変化が生じたという。デビュー10周年を経た今、仕事へのスタンスを次のように語った。
今は“お芝居をする人”になりたくて。もちろん映像にも出たいし、舞台は舞台で好きだから、両立ができたらいいなと思いながら、「あれやりたいです、これやりたいです」って言葉に出しています
僕は無色で柔軟にいろんな役を演じていきたいと思います。まだまだ経験が足りないですし、演じてみたい役もたくさんあるので。自分じゃない人を同じ時間軸で演じて、生きられるっていうのはやっぱりすごく楽しいんですよ
しなやかな姿勢で真摯に芝居に向き合い続ける黒羽の、確かな決意が感じられる1万字インタビューの全文は、ぜひ誌面にてチェックしてもらいたい。テキストとあわせて、繊細で美しく、アンニュイな雰囲気を醸し出したフォトムービーもお見逃しなく。
CUT4月号は現在以下にてご予約可能です。