放送中の日曜劇場『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』で、医師であり厚生労働省の官僚でもある音羽尚を演じている賀来さん。本作では出演者が実際に手を動かして手術のシーンなどを撮影しており、普段の現場とは異なった医療ドラマ独特の緊張があるそうです。
自分が想像できる題材だったらいいんですけど、医療ものは異次元というか確認しなきゃいけないことが多いので、これは本当にすることなのか？ しないのか？とかを日々話し合ってます。とくに（鈴木）亮平くんは本当にすごくて。体の構造とか、全部を把握しているんですよ。手術もできちゃうくらいの知識だと思う（笑）。そのくらいストイックにやられていて、すごいなと思います
（現場での緊張感は）撮影中はそうですけど、現場は和気あいあいと冗談言いながらやってる感じかな。僕が演じる音羽って、とにかく真面目で。そういう人が、こういうことやったら面白いなっていうのを想像して遊んでます（笑）。ずっと難しい顔してる役は疲れちゃうので、僕なりの息抜き方法です（中略）たぶん、切り替えはできるほうなので、そこの苦労はないのかも。僕は、短期に集中するので、すごく疲れちゃうんです。なので本番前までは、なるべくリラックスした状態でいるようにしてます。あと、本番中に、緊張したくないんですよ。普通にこうやってしゃべってても、緊張しないじゃないですか。緊張するとリアルじゃなくなるし、目が固まっちゃうっていうか。そういうことを避けるために、カメラが回るまでは力を抜くっていう方法を見つけた感じです
俳優という仕事についてや、賀来賢人という人間としてのこれからの歩みなどについてもたっぷりと伺っているインタビューは必読です。
なお、↑のオフショットは、撮影時にTBSキャラクターのブーナが偶然現場を通りかかった瞬間の一枚! 撮影中のクールな表情から一辺して陽気な賀来さんになる、そんなところにも「切り替え上手」な一面がうかがえました。誌面には、役同様に影のある二面性を写した撮り下ろしフォトも掲載しておりますので、ぜひご堪能ください！（小泉麻衣）
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