内田雄馬、映画『フルーツバスケット-prelude-』を通して気づいた、大切なこととは? 役に命をふきこむ声優としての心がけを語る


発売中CUT3月号に、内田雄馬さんが登場しています! 現在公開中の映画『フルーツバスケット-prelude-』で草摩夾を演じています。本作にとって重要な人物である夾を演じるにあたって、「夾の気持ちの流れを辿っていくのが僕の仕事」と話してくれた内田さん。役にどう命を吹き込んでいったのか、貴重なお話を伺うことができました。

誰かと真剣に向き合って、相手を理解するのって難しいじゃないですか。それは役に限った話ではなく、家族でもそうだし、言ってしまえば自分自身と向き合うのも難しいと思うんです。役と向き合うのもそれと同じなので、簡単ということはまずないんですよね。この作品においては、そういう作業と同時に、「相手とどうコミュニケーションを取るか」を、とにかく考え抜きました。そこが作品のテーマとしても大事な部分だと思っていましたし……逆に言うと、そこさえクリアできれば、他のキャストの方と一緒に録る中で自然と言葉が出てくる感じでした

わからなくても、(相手の気持ちを)考え続けることが大事なんだと思います。僕らはエスパーじゃないので、正直人の気持ちはわからないし、想像することしかできない。だから失敗もたくさんするけど、そういう中でできることを頑張ってやっていくという感じです。それに答えがないぶん、正解はひとつじゃないし、相手によっても違うので、だからこそ毎回新鮮で楽しいです


本誌では本作への意気込み、想いをさらに掘り下げて展開しています。撮り下ろしフォトも合わせてCUT3月号でチェックしてください!(小泉麻衣)

CUT3月号は現在以下にて購入可能です。

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