映画『余命10年』 小松菜奈×坂口健太郎が、役として生ききった1年を語る。お互いだからこそ引き出せた、化学反応とは?

映画『余命10年』 小松菜奈×坂口健太郎が、役として生ききった1年を語る。お互いだからこそ引き出せた、化学反応とは?

発売中CUT3月号に、映画『余命10年』でW主演を務める、小松菜奈さんと坂口健太郎さんが登場! 発症してから10年生きた人はいないという難病にかかった余命10年の主人公が、愛する人と生きた時間を描く本作。およそ1年の撮影期間をかけて茉莉と和人を生き抜いたおふたりに、本作へかける想いをたっぷり伺いました。インタビューの一部を抜粋して紹介します!

坂口くんのお芝居を受けて引き出されたものはすごくありました。台本上では泣いてしまうとは書いてないようなシーンでも、和人のひと言に寂しさを感じた結果、涙が出たり……お芝居じゃない、生の感情が引き出されたなと思います。生きることがテーマの作品だから、演じる側の心が死んじゃってたり、演じることが作業になっていたら、それも全部伝わってしまうと思っていたんです。でもそうではなく、ちゃんと心が動くまで、そこにたどり着くまで絶対に諦めないと思って挑んでいたので、そこの感情まで持っていくということに関して、坂口くんにすごく助けていただきました(小松)

極論を言ってしまうと、お芝居って、嘘でもあるじゃないですか。フィクションなんだけど、嘘に見えてはいけないという難しさがあって。でも、完成した作品を観たら、この茉莉と和人は本当に生きていたんだということを、強く感じたんですよね。それは、菜奈ちゃんが茉莉として生きてくれたから、僕も和人として生きられたということだと思うんです。どこかでずれが生じたらそうはならなかった気がしていて。言葉では形容しがたいんですけど、ふたりが生きていることをここまでむき出しで感じられたのは、ふたりの間に化学反応があったからだと思います。(坂口)


本誌には、おふたりの仲良しな空気感が伝わるほほえましい撮り下ろしショットも掲載されています!インタビュー全文と合わせてぜひご確認ください!(小泉麻衣)

CUT3月号は現在以下にて購入可能です。

映画『余命10年』 小松菜奈×坂口健太郎が、役として生ききった1年を語る。お互いだからこそ引き出せた、化学反応とは?
CUT 編集部日記の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする