生田斗真、役者人生を語る。『てなもんや三文オペラ』『生田斗真 挑む』――継続と挑戦の日々の中で抱く、エンターテイナーとしての責任とは

生田斗真、役者人生を語る。『てなもんや三文オペラ』『生田斗真 挑む』――継続と挑戦の日々の中で抱く、エンターテイナーとしての責任とは

6月17日発売のCUT7月号に、生田斗真さんのインタビューを掲載しています!
上演中の舞台『てなもんや三文オペラ』で主演を務めるほか、初挑戦となった歌舞伎(『挑むVol.10 〜完〜』)に取り組む姿を追ったドキュメンタリー『生田斗真 挑む』の配信が本日Netflixでスタートする生田さん。コンスタントに舞台に立ち続けるだけでなく、新たな挑戦もやめない生田さんに、本作への想いはもちろん、エンターテインメントへの情熱までたっぷりと語っていただきました。

以下、一部抜粋してご紹介します。

――今回の作品、マック・ザ・ナイフというキャラクターが体現する反骨精神は、生田さんの中にも存在するものですか?

大人になって、仕事をしていく上での葛藤みたいなものは多少なりともあります。でもそれは、マックや(作・演出の)鄭(義信)さんのような、生きていく上での経験が反映された反骨精神とは違うかもしれませんね。(中略)ただ、いつもキャラクターを演じる時に思うんですけど、したことのない経験や、思ったことのない感情を表現する上でも、ゼロから生み出すということはあまりないんですよ。自分の経験や想像から1ミリでも活かせるものがあれば、それを100にもできるという。そういう想像、空想の世界を生きているので、今回もそういうプロセスになっていくのかなと思います


――生田さんはここ数年、毎年舞台に立っていらして、パンデミックで舞台芸術が危機に瀕した直近2年も変わらず続けてこられたというのは、ご自身の中に舞台人としての責任、自負があったからでしょうか。

今言われてはっとしたんですけど、確かにどこかで責任、使命感のようなものは背負っていたんだと思います。(中略)わざわざ仕事や学校の合間を縫って劇場に来てくれる人たちや、このコロナ禍でいろんな制約もある中、考えた末に舞台を観に来ると選択してくれた人たちに、「ああ、今日来てよかった!」って思ってもらうことって大事ですよね。若い頃は、「わかる人が観てくれればいい」なんて思ったりすることもあるじゃないですか。自分は自分のスタイルを貫き通すんだ、わかってもらわなくても別にいい、みたいな。でも僕は、昔からそういったスタイルがさほど自分にフィットしなくて。どんなに自分の好きなことだろうと、人に伝えないと、わかってもらって、面白いと思ってもらえないとそれは失敗だと思ってるんです


生田さんのこれまでの役者人生にも迫る、充実したインタビューになったと思います。生田さんの「今」をリアルに写した撮り下ろしショットと合わせて、ぜひ誌面にてチェックしてください。CUT7月号は、6月17日発売です!(山下茜)

CUT7月号は現在以下にてご予約可能です。

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