福山潤だから描けたキャラクターの「心」とは? CUT11月号で音楽アニメプロジェクト『ラプソディ』を語る!

福山潤だから描けたキャラクターの「心」とは? CUT11月号で音楽アニメプロジェクト『ラプソディ』を語る!

発売中のCUT11月号に、福山潤さんのインタビューを掲載しています!
音楽アニメプロジェクト『ラプソディ』に、新キャラクター・東坂准也として出演している福山さん。准也は、『ラプソディ』の主人公である4バンド・13人のバンドマンたちを導くレーベルオーナーであり、重要な役どころ。公式YouTubeチャンネルにて公開されている『ラプソディ エピソード0』のボイスドラマで、そのお芝居を聴くことができます。CUTでは、本作に挑む想いはもちろん、様々な作品で深くキャラクターと交わってきた福山さんが今目指すことについてなど、幅広くお話を伺いました。
以下、発言を一部抜粋して紹介します。

今回僕が演じた話は、言わば『ラプソディ』の前日譚なんですよね。親に反発してコミュニケーションをとらなかった息子(准也)が、姉の仲介によって、父親である響二が遺したビデオメッセージを見て、親の真意を知る――という、言ってしまえば派手さはないオーディオドラマで。響二役の津田(健二郎)さんとの直接の会話はないし、気持ちのリレーだけではある。3人一緒に収録できたからこそのバランスで演じられたと思います

これまで音楽の道を選んでこなかった准也が、父の遺言を聞いてなぜレーベルを立ち上げようと思ったのか。そこに納得のできる理由がひとつでもあれば、きっと間違いではないだろう、と思いながらやっていました。もちろん、自分の中でどれだけ考えていたとしても、僕らはそれをセリフでしか表現することはできないので――言葉の硬さや柔らかさ、姉との会話、父の遺言に対しての反応といったもので、准也の人間性の部分を伝えられたらなと。この先の『ラプソディ』がどんなふうに繋がっていくのかはわからないですけど、出発点として、いろんな想像ができるものになっていたらいいなと思います

僕は少年役を約20年間やって……今もたまに少年役をやることはありますけど、いわゆる主人公の少年役はもうほぼやってないんですよ。でも、経験を積んで表現の幅も広がって、技術としては今が一番脂が乗ってるんです(笑)。(中略)だから願望としては――今40代半ばですけど、自分の出発点である少年から、リアルな自分と近い年代までを、一貫して演じられるようになることです。僕はどちらかと言うと声自体の説得力で年齢感を出すタイプの声優ではないので、言葉の出し方や雰囲気でどこまでみなさんに納得してもらうか。肉体をハードウェアとするなら、ソフトウェアのほうで頑張るしかない、みたいな(笑)


また誌面には、夕陽を浴びたクールでエモーショナルな福山さんの撮り下ろしフォトも掲載しています(↑の写真はその際のおちゃめなオフショット)! インタビュー全文と合わせ、ぜひ誌面をチェックしてください!(安田季那子)

CUT11月号は現在以下にて購入可能です。


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