発売中のCUT6月号に放送中のアニメ『おとなりに銀河』で主人公の久我一郎役を務める八代拓さんが登場しています。
マンガ家として活動しながら幼いきょうだいと暮らす一郎の元にやってきた、美しいアシスタント・しおりが実は「流れ星の民の姫」で……というファンタジー作品でありながら、私たちの日常にスッと溶け込むような、自然体な声で一郎を演じる八代さん。
視聴者を置いていかないキャラクターづくり、そのプロセスについてたっぷりお話いただきました。
以下、インタビューを一部抜粋してご紹介します。
日常とSFの演じる上での違いって、「自分が今いる世界を普通ととらえているかどうか」だと思うんです。たとえば異世界に転生するお話だと、転生した世界で最初から生きている人たちからしたら、その世界が普通じゃないですか。でも転生してきた側からすると普通じゃない。そう考えると、今回の一郎くんは普通に生活している側なので、そこまで非日常について考えなくてもよいというか。むしろ非日常部分を担う和久井（優）さんのほうが、考えることが多かったのかなと思います
「宇宙で生活するのが普通になっている時代です」と言われると、どうしても想像になってしまうので、演じる前にどれだけその環境での普通を組み立てられるか考えないといけない。その“普通”をどこに持っていくかは作品ごとに考えたり、経験から引っ張ってきたり、観たことのある作品からフックを得たり。いろいろ試行錯誤します
作品の世界観や役に寄り添う姿勢の温かさをぜひインタビューで体感いただけたら嬉しいです。
そして、撮り下ろしポートレイトは都会のど真ん中で撮影！ 夏の始まりを感じる夕日の光を浴びた表情を切り取りました。
オフショットは八代さんの魅力全開の超絶笑顔をお届けです。編集部が撮影したこのアングルはなんだか「このビルの最上階にオフィスを構える若手社長です！」感が出ちゃいましたが（笑）、誌面のカットはエモさたっぷりなので、発売中のCUT6月号、ぜひお手にとってご覧いただきたいです！（田中春香）
CUT6月号は現在以下にて購入可能です。
