自身にとって三度目の大河ドラマとなる本作で、板垣さんが演じるのは徳川家臣団の一員である井伊直政。「徳川家臣団のなかではいわゆるZ世代的な存在」と語る井伊直政について、そして作品について、たっぷりとお話を伺いました。
以下、インタビューから一部抜粋してお届けします。
――直政は頭脳明晰で全体を俯瞰して、家臣団のなかでも意見を言ってきた人物です。客観性と冷静さは板垣さんにも通じる気質なのでは?
客観視は僕もすごくしますね、作品を作る上でも。作品のなかでの自分のキャラクターの温度感やテンションを、どのくらいに設定したほうがいいのか、観ている方にとって見やすいかというのはすごく考えます。(中略)昨年5、6月に、映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』を撮影してましたが、そのときも全体のことを考えていました。もちろん自分の役についても考えますけど、作品全体のことを考えて、作品をよくすることが一番重要ですから。
ほかにも主演・松本潤さんをはじめとする共演者のみなさんのお話など、撮影中のエピソードもたくさんお話してくださいました。
ちなみに、↑のオフショットでは明るく元気な板垣さんをお届けしていますが、誌面ではアンニュイな表情が印象的な撮り下ろしフォトを掲載しています! インタビュー全文とあわせて、ぜひ本誌で楽しんでいただけたら嬉しいです。(阿部文香)
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