8月19日発売のCUT9月号の表紙巻頭は舞台『DREAM BOYS』に出演する、渡辺翔太さん×森本慎太郎さん。その表紙画像を解禁いたします!
今まで多くの先輩ジャニーズメンバーが演じ、受け継いできた舞台『DREAM BOYS』。その歴史に新たな名を刻むこととなった主演の渡辺翔太さん、チャンプ役の森本慎太郎さんの濃密なインタビューをお届けする、CUT初の『ドリボ』特集です。新人の頃から先輩の背中越しに浴びてきた帝国劇場のスポットライトを、舞台の中心で浴びる重責……ふたりの素直な思いを対談形式でたっぷり伺いました。
舞台製作記者会見直後に行われた本インタビューで語られた言葉はあまりにも生々しく、だからこそ幕が上がるその日に向けて、彼らがどんなふうに役に思いを投じ、どれほどの汗をかいて作品を作り上げていくのか……その熱量を感じてもらえることと思います!
まずは表紙解禁とともに、特集のリード文を先駆けでお届けします。発売は8月19日(土)です。ぜひお楽しみに!
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渡辺翔太と森本慎太郎が挑むのは、彼らのアイドルとしての、役者としての、そしてエンターテイナーとしての今後の進むべき道を、少し変えてしまうかもしれない舞台だ。
その舞台の名前は『DREAM BOYS』。9月から帝国劇場で上演される『DREAM BOYS』は、2004年の初演から脈々と受け継がれてきたジャニーズ伝統の舞台であり、ボクシングというモチーフを通じて仲間たちの熱い友情や絆を描いた物語だ。手に汗握るファイトシーンから華麗に宙を舞うフライング、さらには名曲の数々を織り交ぜたショータイムまで、これでもかと見せ場を詰め込んだ同舞台の演出を務めるのは堂本光一。
堂本たっての希望でSnow Manの渡辺が主人公に、SixTONESの森本がライバル役の「チャンプ」に抜擢された。子役や脇役として過去の『DREAM BOYS』に出演していたふたりが、ついに帝劇のセンターでスポットライトを浴びることになる。
『DREAM BOYS』の特筆すべき点は、出演者がそれぞれに自分の名前を冠した役を演じることだ。つまり、渡辺と森本は「主人公とライバル」というキャラクターを演じるのと同時に、「渡辺翔太と森本慎太郎」を主人公とライバルの関係に置き換え、ステージの上で「自分自身」を生きることになる。
だからこそ『DREAM BOYS』は、歴代の主演と「チャンプ」によってその様相を自ずと変容させてきた舞台なのだ。
過去の同舞台は、ジャニーズの世界においてセンターに立つことを宿命づけられたような、錚々たる顔ぶれが主演を務めてきた。しかし渡辺は、そして森本も、自分たちがこれまで歩んできたのは「そこに至る道ではなかった」と、今回のインタビューで正直に告白している。堂本からのオファーを受けて迷い、一度は断りさえしたというのも、『DREAM BOYS』という舞台が持つ象徴性と、自分たちの両肩にかかる重圧を正しく理解した結果だったのだろう。
それでもふたりは、センターに立つと決めた。伝統継承のプレッシャーを引き受けた上で、渡辺翔太と森本慎太郎としてステージで生きることで、彼らだけの『DREAM BOYS』を生み出すのだと決意した。
夢が現実になる瞬間は、もう目の前だ。 (粉川しの)
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CUT9月号の掲載内容は以下の通りです。
特集:『DREAM BOYS』渡辺翔太×森本慎太郎
リアルが夢を越える時。舞台『DREAM BOYS』でメインキャストを務めるふたり。
受け継がれし情熱を胸に、新たな風を吹き込むその意気込みに迫る
岸優太 『Gメン』
向井康二 『ハロルドとモード』
松田元太 『結婚予定日』
菅田将暉 『ミステリと言う勿れ』
齊藤工×窪田正孝 『スイートマイホーム』
赤楚衛二 Netflix映画『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』
高野洸×阿部顕嵐×安井謙太郎×鮎川太陽×荒牧慶彦×廣野凌大 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage-Battle of Pride 2023-
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他
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