太田基裕×spi、「ミュージカル『刀剣乱舞』千子村正 蜻蛉切 双騎出陣」を前にCUT12月号に登場! ふたりだから築ける“新しい刀ミュ”についてたっぷり語り合ってくれました


11月20日発売のCUT12月号に、太田基裕さんとspiさんが登場してくれています!
今回おふたりにお話を伺ったのは、11月26日から始まるミュージカル『刀剣乱舞』シリーズの『千子村正 蜻蛉切 双騎出陣 ~万の華うつす鏡~』について。太田さん演じる「千子村正」と、spiさん演じる「蜻蛉切」の2振りのみで行われる公演です。
演出も手掛けることになったふたりの対談を聞いていて、「このふたりだからこそ見られる新しい刀ミュがあるはず」と確信しました。公演がますます楽しみになる、そんなインタビューを以下一部抜粋してご紹介します!

――(ふたりで演出を手掛けていて)意見がぶつかることはない?

もともとの考え方が全然違うので、おお!って思うことはある。それが逆に面白い!って感じ。どちらかの意見を無しにするんじゃなくて、いい塩梅で活かしたいよねって思う。多少探り探りになるけど、それがふたりでやる意味なのかなと(太田)

うんうん。俺が外側から作って、もっくん(太田)が内側から作って、結果、お互い同じところに行くというか。(中略)ふたりとも、演劇というか出し物が好き、お客さんに喜んでもらうことが好き、というのが共通しているから、それができるのかも。自分をよく見せたい、みたいなところではやっていないから(spi)

また、これまで『三百年の子守唄』『葵咲本紀』でも千子村正と蜻蛉切を演じてきたおふたり。「今回改めてこの2振りについて感じたことは?」という質問には、こんな回答が。

これまでもなんとなく感じていたことを、もう一度噛み締めて過ごしている感覚ですね。視点がマクロからぎゅっとミクロになってきている。互いにより深く感じながら演じる、という感じかな(太田)

今までセリフじゃないところに描かれていた刀ミュでの2振りの繋がりが、もっくんも関わっている1部の脚本で明確にできたんじゃないかなと。だからこの2振りは一緒にいるんだなとか、だからお互いを認識し合っている中で個体として強く在るんだなとか……答え合わせとまでは言わないけど、こういう関係なんだとわかるものになっている(spi)

そうだね。こういう“ファミリー”なんだっていう感じかな(笑)(太田)

そうそう。しかもそれを理屈じゃない方法で、「なんかわかる」みたいに理解させる。観終わった後に、理屈じゃない何かが、後味よく残るんじゃないかなと思っています(spi)


互いの違いも認め合い、受け入れ合うふたりだからこその空気感が伝わる、そんなインタビューになっていると思います。全文は、ぜひ誌面で熟読していただきたいです!
そして、ブログでは撮影直後のおちゃめなふたりのオフショットをお届け。本誌では重厚感あるスペシャルフォトを撮り下ろしていますので、そちらもお見逃しなく。CUT12月号は、11月20日(月)発売です!(山下茜)


CUT12月号は現在以下よりご予約可能です。

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