『劇場版 #ハイキュー !! #ゴミ捨て場の決戦 』表紙のCUT2月号、発売中! 『ハイキュー!!』歴代担当編集座談会の様子を、一部抜粋してお届けします

『劇場版 #ハイキュー !! #ゴミ捨て場の決戦 』表紙のCUT2月号、発売中! 『ハイキュー!!』歴代担当編集座談会の様子を、一部抜粋してお届けします

発売中のCUT2月号、表紙は『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』!
全28Pの総力特集で、CUTによる誌上「ゴミ捨て場の決戦」をお届けしています。

特集には、『ハイキュー!!』歴代担当編集の皆様による座談会も掲載。登場してくれたのは、原作者・古舘春一先生が生み出す『ハイキュー!!』を守り、支え、アニメ制作陣へと繋ぎ、一緒に走り続けてきた集英社の編集チーム――本田佑行さん(初代担当)、池田亮太さん(2代目担当)、東律樹さん(現担当)、頼富亮典さん(メディア担当)の4名です。古舘先生と『ハイキュー!!』と過ごしてきた10年間について、そして公開を控える「ゴミ捨て場の決戦」について、じっくり語り合っていただきました。以下、インタビューを一部抜粋してご紹介します。

作品をやってると基本嬉しいことばかりなんですよね。でもやっぱり、ネームと原稿を通して作品が完成するところを見せていただいて、それがめちゃくちゃ面白かった時は幸せです。白鳥沢戦を連載していた頃とかは、一つひとつ上がってくる原稿がセリフも絵もものすごい熱量で。「僕たちは、今『(週刊少年)ジャンプ』の中で一番というだけじゃなくて、きっと世界で一番面白いスポーツマンガを作ってるんだ」と素直に思えた瞬間があって、それはものすごく鮮烈な印象として残ってます(本田)

僕は、初めて担当した連載作品が『ハイキュー!!』なんです。だから「マンガ家さんってこういう人なんだ」とか「作品ってこうやってできてるんだ」とか、マンガができていく重みを知ったことが一番印象深いですね。特に古舘先生は、僕が担当になった当時はアナログで原稿を執筆されていて、作品が作られていく過程がより目に見えたので(東)

僕は立場上他社の方とやり取りすることが多いんですけど、その時に「『ハイキュー!!』が前から好きです」と言ってくださる方が本当に多いんです。そんなふうに、『ハイキュー!!』を心から好きな方と一緒に大好きな『ハイキュー!!』の新しい企画を考えられる。良いことづくめの仕事をしています(笑)。しかもそこで生まれたものがファンの方々に届いてさらに広がっていって……こんなに幸せな仕事はないと思いますね(頼富)

原画展など、他にない展開をさせていただけることも多くて。自分が「楽しそう」「やりたい」と思ったことをみんなと一緒にやれる、というのもこの作品ならではの醍醐味ですね。実際にお客さんと触れ合えることも結構ありますし(池田)


古館先生について伺ってみると、みなさんからはこんな言葉が。

嘘のない方だなというのはいつも思います。直接目で見て耳で聞いて、自分の血肉になったものだけから出力するという感じで。だからキャラクターにも展開にも嘘がないし、キャラクターの心情も人間らしいものばかりでちゃんと共感できる(池田)

血の通ってないセリフを絶対書かない作家さんですよね。たとえば打ち合わせで――大抵お酒を飲みながらだったんですけど、バレーボールもマンガも関係ない世間話を、ふたりで喧々諤々喋るんですよ。古舘先生が「最近こう思うんです」とか「今こういう話にモヤモヤしてるんですよ」とか話すことに対して、僕が「それはさあ、古舘先生」なんて言いながら。そうすると、1、2ヵ月後ぐらいにそれにまつわるテーマでバチコーンと芯食ったセリフのネームが来たりするんです(本田)

急いで結論を出さないんですよね。気になったことは自分の中に置いておいて時間をかけて向き合って、自分が経験したこととかをいろいろ反映させた時に「ああ、これが答えだったのかもしれない」みたいなところにたどり着くから、それが作品にすごくいい表出の仕方をするというか(東)

僕がご一緒した回数は皆さんと比べると数えるほどなんですけど、日常生活でも情報感度がすごく高い方なんだなと感じたことがあって。何人かで飲みに行った時に、そのうちのひとりに鳥に詳しい方がいたんです。そしたら古舘先生が、「それならこれ何の鳥かわかりますか?」と、写真を見せていたんですよ。で、そこでその写真の鳥がツミという名前の鳥だということが発覚して。さらに古舘先生は、その人にツミについていろいろ質問されていたんです。普段、知らない鳥の名前を詳しい人に会ったらすぐに聞きたいくらいストックしていたり、人にぶつけたい質問って自分の中にないじゃないですか。まずそれがある時点ですごいなと。(中略)古舘先生はこういう時すら人の言葉に対して真正面から向き合ってるんだ、と驚いたのを覚えています。それぐらい、言葉には常にこだわりを持ってる方ですね(頼富)



座談会を通して、古舘先生が、そして担当編集のみなさんが、『ハイキュー!!』のテーマでもある“繋ぐ”を体現してきてくれたんだということをひしひしと実感しました。本当に貴重なお話をたっぷりお届けしているので、全文はぜひ、誌面にてご堪能いただけると嬉しいです。(山下茜)


CUT2月号は現在以下よりご購入可能です。

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