『空気人形』を観て

『空気人形』を観て

前にもこのブログに書いたけど、是枝裕和監督の新作『空気人形』は本当にずば抜けた傑作だ。一生、心に残る作品だと思う。公開に合わせて、CUTで大特集を予定しているので、楽しみにしてください。

この映画、結構コメディな箇所も多いんだけど、笑いどころのひとつに鬼才アベル・フェラーラ監督の『バッド・ルーテナント』(げ、今調べてみたら正式邦題は『バッド・ルーテナント 刑事とドラッグとキリスト』だと!)の話が出てくる(ネタバレになってるので、どう使われてるかは述べません)。久しぶりに聞くアベル・フェラーラという名前。映画を観終えたあと、無性に彼の作品が観たくなったのです。
で、恥ずかしいことにまだ観てない(けど、ずっと観たかった)彼の代表作『キング・オブ・ニューヨーク』をレンタルしに渋谷のTSUTAYAに行ったら、なんとVHSしかないとのこと。が〜ん。
それでDVD化されてるのかネットで調べてみたのだが、普通にamazonでDVD売ってた。でも5000円以上もする。しかし、そこですんごい発見が。なんとフェラーラの長編デビュー作、B級ホラーの『ドリラー・キラー マンハッタンの連続猟奇殺人』のDVDが780円というありえない値段でオンセール! 即買い。この前、届いたんで、今週末楽しむ予定です。
ということで、『空気人形』を観て『ドリラー・キラー』のDVDを買ったという話でした。(内田亮)
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