『ソラニン』海外版

『ソラニン』海外版

先日、浅野いにお先生とお話していて、「日本のマンガって海外でやっぱすごい人気なんだよねぇ」みたいな話題になった。
「たとえば『ソラニン』はどんな国で刊行されてるんでしょうねぇ」「いやー自分でもよくわかんないなー」なんて話から、「実際、どんな装丁で発売されてるんでしょうかね」と言ったら、さっと手を伸ばしたところにあった、この2冊を出してくれた。

向かって左がフランス版。
で、右が北米版。

この写真ではわかりにくいけど、北米版は、『ソラニン』2冊が1冊にまとめられたかたちになってます。
かなり分厚い。
装丁もちょっとステキ。いにお先生も「これいいよねぇ」と言ってました。

あと、左側のフランス版は、ぱっと見た感じ、あんまり変化はないんだけど、実はかなりデカイ。
ラーメン食べながら片手で読むことはかなりの困難だと認めざるを得ないぐらいのサイズ感。
だけど、無理矢理できないことはないんじゃないかバスケをやってたオレの手ならってくらいのサイズ感(バスケやったことないけど)。

なんか収まり悪いなー、なんでこんなサイズ感にすんのかなー、ほんと欧米人ってマンガ読みの立場わかってねぇのな、なんて思ったけど、よくよく考えてみたら、これ、フランス人の手の大きさ的にちょうど片手サイズなのかもしれん。
オランダの男子用トイレはかなり上についてて、自分なんかが用を足す際には、ものすごく背伸びして、それはもう全身全霊アタマの先からツメの先までびしっと集中して用を足さないとあっちゃこっちゃに飛び散らしてしまう、みたいなことなのかもしれん。

彼らが片手でマンガ読みながらラーメンを食べる習慣があるのかどうかはしらんが、きっとそうなんだと思う。

まあ特に何のオチもありませんで大変申し訳ないですが、また何か面白い海外版があればご紹介させてもらいます〜。(小柳)
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