先週は『インセプション』に押されて２位だった『借りぐらしのアリエッティ』が再びトップの興行成績を記録した。
３週目にして早くも動員３００万人を突破。
ある程度予測をしていたことだけど、やはり素晴らしい映画だけにこの快挙は嬉しい。


米林宏昌という新たなる才能が頭角を現した本作は、このブログでもＣＵＴ誌面でも何度か触れているが、１本の映画以上に、スタジオジブリにとって大きな意味を持つ作品である。
ということで、この映画の支持率、つまり興行成績も、すごく深い意味を持つのだ。

現在制作中のＣＵＴ９月号では、宮崎駿と鈴木敏夫のディープなインタビューにより、そこ、つまりスタジオジブリの今後の展開についてを、とことん追究します。発売は８月１９日。その頃も、『アリエッティ』はまだまだ大健闘しているだろうと思います。（内田亮）

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