『アップサイド・ダウン:クリエイションレコーズ・ストーリー』を観た。
2011.06.24 20:50
80年代、90年代のUKロックを語るには欠かすことができない、インディ・レーベルのクリエイションの盛衰が綴られたドキュメンタリー映画、『アップサイド・ダウン:クリエイションレコーズ・ストーリー』を観た。
これがまた面白い。
正直、レーベルのことを知らない一見さんにとってはかなりハードルの高い映画ではあるが、ファンにはたまらない映像、インタビューが満載なのだ。
オアシスやプライマル・スクリームやマイ・ブラディ・バレンタインやライドの話はもちろんのこと、スワーヴドライバーやらウェザー・プロフェッツやらロフトやらも紹介されていて、めちゃくちゃくすぐられる内容だった(フェルトやジャズ・ブッチャーズという生え抜きじゃないバンドに対する言及がナシだったのは残念……でもないか)。内容については、既にこのサイト上のここ(http://ro69.jp/blog/rockinon/52498)やここ(http://ro69.jp/blog/kojima/42063)で紹介されているので、ご覧ください。個人的に面白かったのは、レーベルに関わった人たちが色々とインタビューされているのだが、その中でももっとも理路整然と、しかし、しっかりとした評価軸を持ってレーベルについて語っているのがボビー・ギレスピーだったということ。レーベルの立ち上がりから関わっているわけだが、あそこまで客観性を持って、鋭くレーベルの歴史をふり返る、“ちゃんとした”ボビーにはぐっと来た。(内田亮)(c) Document Films 2010