ホワイト6 番目、斉藤和義
2011.07.31 19:40
ベース初恋の嵐隅倉は変わらずだが、ドラムは中村達也、ギターは
フジイケンジ、という新編成のバンドで登場。
知らなかった。これ、前から?この夏から?
にしても。
おそろしい超満員だけど、しかし、これ、ここにいるほとんどの人が、
例の「ずっと嘘だった」、絶対やると思ってるんだろうなあ。
でもなあ。それもなあ。なんかなあ。
あのー、斉藤さん、やんなくてもいいですよ?
もしくは、フェイントで、オリジナルの歌詞で「ずっと好きだった」やるとか。
とか考えながら、ちょっと複雑な気分で観ていたんだけど、3曲目の
「幸福な朝食、退屈な夕食」の歌詞に、「東京電力」という、本来ない
フレーズを織り込んだりしている。
やる気だな、これ。
で、次、MC。
「つい先月ぐらい、私、夢精をしました。そういうことも含めて、歌います」
という前置きで始まったのは、出た、あのイントロ。
しかし。
歌詞、「ずっと好きだった」でした。
で、なんとも言えない空気がホワイトステージに充満したところで、
もう1回同じ曲が始まり、今度は「ずっと嘘だった」。
場内、爆発。
という闘い方でした、今日の斉藤さん。
ただ、そのあとにやった、「社会生活不適応者」の方が、もっと激しく盛り上がったし、
さらにその次の「歩いて帰ろう」の方が、もっとシンガロングがでかかったし、
続くラストの「歌うたいのバラッド」の方が、
もっと拍手と歓声、大きかった。
というのが、なんか、とてもよかったです。
いいオーディエンス。失礼しました。(兵庫慎司)