One Direcitonのフィルムコンサートへ行ってきた!「ハイライトは私が作る」ことの凄さに涙する

One Direcitonのフィルムコンサートへ行ってきた!「ハイライトは私が作る」ことの凄さに涙する

今週末上映されるOne Directionのフィルムコンサートへ一足早く行ってきた!映画の詳細はこちら→http://1dwwafilm.jp/

全世界で満員御礼を記録している、ワン・ダイレクションの『Where We Are』ツアー。6月28日・29日にイタリア/ミラノにある8万人収容のスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(通称サン・シーロ・スタジアム)で行われたライブを中心にした映画『ONE DIRECTION “WHERE WE ARE”フィルム・コンサート』を昨日観たのだが。

2013年の『TAKE ME HOME』ツアーを幕張メッセで観たときにも思ったけど、ライブ中どんな表情をしているんだろう?とか、ステージから見るとどんな感じなんだろう?(しかも、一回の公演を通して)とか、素朴な疑問(という名の欲望!)を満たしてくれるという点だけでもアドレナリン出まくり。メンバー自身がツアー中に撮影した舞台裏やインタビューなどの完全未公開映像も初めて見ることができる。

以下は長いので、少しでもネタバレを避けたいかたは後で読んで下さい。

ワン・ダイレクションのライブには、いわゆる王道のアリーナ公演におけるようなド派手な仕掛けや矢継ぎ早のギミックはない。でも、5人がただそこにいるだけで、歌うだけで、たとえキメキメのダンスなどなくても、究極、一緒の空気を吸っているだけで幸せ、という、最高のポップ・スターだけがもたらすエモーションをくれる。

モニターに映るファン達も、本当に楽しくて幸せ、という表情をしているのだ。

このコンサートのハイライトは、ライブのかなり早めの段階で訪れる。しかもそれが、観客によって作られる。ステージ上の彼らはもちろんのこと、観ている私達も主役である、ということの素晴らしさ、それはもちろんロックにおいても築かれて久しい概念ではあるのだが、さらにすごいのは、ここには小難しいアートはない、ということだ。アートが皆無だからこそ超絶なエンターテインメントになりうるという2010年代を体現するステージだと思う。

とは言え、いつの時代にもまったくあせるのことのない、キラキラを浴びて泣いて叫ぶ、そんな究極の興奮があるから、ここまでのスケールに到達しているわけなのだけど。

11月19日には4作目『FOUR|フォー』のリリースを控えている。アルバムからの"Steal My Girl"↓

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