エド・シーランの新曲、エモすぎて泣く

エド・シーランの新曲、エモすぎて泣く

発表になったばかりのエド・シーランの新曲。もう聴きましたか? 発表されたのは”Castle On The Hill”と"Shape Of You"の2曲。

まるで対極の仕上がりの2曲だが、どちらもとても野心的。

とりわけ”Castle On The Hill”、凄すぎる。

「お兄ちゃんとその友達から逃げていて足を折った」6歳の僕と、ちょっとだけ悪いことをしたり初恋をしたり、今思うとうまくやれてたのかな?な、15歳の僕と、田舎道をドライブして昔を振り返る僕という、こうして書いたらあまりに身も蓋もないのに、それを一直線上で何のてらいもなく歌えるこの突き抜け感。しかもドライブのサントラは”Tiny Dancer”だということで、聴き手は、かの名曲とエドの新時代アンセムを無条件に重ね合わせてしまうわけです。

じつは隅々まで構築されているのに、どこまでもまっすぐなピュアネスを感じさせる、エド・シーランって凄いソングライターである。


それからもちろん、一人でこのアリーナ・スケールを迷いなく実現させる(というか、あまりにも自伝的なだけに、一人でなくてはならないのだと思う)ところに、エドは新時代のスターだなと改めて実感させられるのだ。

今年リリースと言われているアルバム・タイトルは「+」「x」に続き「÷」。ブレない。
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