100s

100s

前に山崎もブログで触れていたと思うが、100sのニュー・アルバム「世界のフラワーロード」が、すさまじくいい。

ほんとに何気ない、軽い手つきで、「生」とか「真理」とか「真実」とか、そういうものすごく重要なことの核心をつかみだしてしまう、あの感じ。
中村一義としての1stアルバム「金字塔」を初めて聴いて愕然とした、あの時の感覚。
それが、もっと軽やかに、もっとポップに、もっと日常的に、もっと敷居が低く、もっと親しみやすくなって、鳴っている。

「金字塔」で衝撃を受けたけど、最近の作品はきっちり追っていなかった、という人にこそ、聴いてほしい。
あれから12年経って、中村一義はこんなところまできた。

あと、100sの作品として聴くと、中村一義以外のメンバーがこんなに「主張していない」アルバムは初めてだと思う。
思うが、逆にそのことによって、100sにしかなしえない、中村一義・池田貴史・町田昌弘・小野眞一・山口寛雄・玉田豊夢の集合体にしか鳴らせない音が鳴っている、という、倒錯したすばらしさに満ちた作品でもある。

「金字塔」の時の、ロッキングオン・ジャパンのインタヴューを読んで、それで小説を書こうと思ったんですよ。

と、SIGHT最新号の「作家インタヴュー」で、津村記久子は言っていた。

次回に続く。

100s、6月20日発売のジャパン7月号にも、6月30日発売のbridgeにも、ロング・インタヴューが載ります。ぜひ。
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