前回の続きです。
『アンヴィル!』、そういう、前回書いたような映画なので、
「メタル? 嫌い」という方も、大丈夫です。
私も、中高生の頃はメタル好きだったけど、今は聴かない。
アンヴィルも、当時知ってたから「懐かしー」って興味持ったけど、
正直、特にファンではないし、思い入れもない。
この映画、アンヴィルの来日ライブのシーンが2回出てくる。
1984年のフェス出演時のものと、2006年の第1回LOUD PARK。
前者は憶えてたけど、後者は、すみません、こんな仕事してるのに、
来たことすら知りませんでした。
DIOが来たのは憶えてるけど。
そんな薄情な奴であるにもかかわらず、観て大感動した。
というか、この映画の監督も、そういう人なのだ。
15歳くらいの頃、アンヴィルの大ファンで、ローディになってツアーに同行したりして、
かわいがってもらったんだけど、その後音楽の趣味がメタルから他に移り、
離れてしまったと。
でも、それから20年経って、映画関係の仕事をするようになり(脚本家です)、
そうだアンヴィルってどうしてるんだろう、と連絡をとったところから、この映画を
作ることにつながったそうです。
で、この映画を作ったことによって、正に今、アンヴィルに注目が集まっている。
という意味でも、とてもいい話でもあります。
昨日の試写会は、最初に監督のトーク、次に映画、それが終わると
アンヴィルが登場して1曲プレイ、という構成だった。
ZEPPが感動の嵐に包まれて映画が終了し、スクリーンが上がって
アンヴィルが登場すると、1Fのオーディエンスはイスを蹴散らして前へ
詰めかける。
Cut編集部ブログで内田も書いているが、曲が終わり、
監督&アンヴィル&司会者のトークコーナーになっても、客はアンコールを求め、
司会者は困り、アンヴィルは顔を見合わたりソデを見たりして
「どうする? やる?」みたいな感じになり、しまいには司会者もキレたのか
楽しくなったのか、客をさらにあおったりして、急遽1曲追加になった。
アンヴィルも、監督も、ほんとにうれしそうだったのが、とても印象的でした。
これで終わると、ちょっと話がきれいすぎるな。
なので次回に続く。