本日のtwitter 話

本日のtwitter 話

今朝のフジテレビ「とくダネ!」で、「午前中の地上波に
おける言い間違い数日本一の男」、笠井アナの
「得もり」のコーナーで、「デミ・ムーア、twitterで人命救助」
という話題を取り上げていた。
で、その行きがかり上、「twitterとは何ぞや」という説明を、
笠井アナがすることになったんだけど、とてもおぼつかない説明であり、
「ああ、この人twitter触ったことないんだな」って感じだったけど、
まあ、それはいいです。
すごかったのは、ひと通りその説明をきいたあとの、小倉智昭のリアクション。

小倉「それ、ずっとパソコン見てないといけないんでしょ?」
笠井「はい、パソコンか携帯か」
小倉「じゃあ、いいや。時間もったいないもん」

いや、興味ないのは別にいいんだけど、否定のしかたとして、
この言い回し、すっげえなあと思ったのでした。

たとえばですね。この言い回しを、ほかのメディアに
置き換えてみると、そのすごさがよくわかります。

「映画? それ、ずっとスクリーン観てないといけないんでしょ?」
「はい。それか、家でDVDで観るか」
じゃあ、いいや。時間もったいないもん」

「本? それ、ずっとページめくってないといけないんでしょ?」
「はい。それか、キンドルか」
「じゃあ、いいや。時間もったいないもん」


ね? まったく同じでしょ?
たとえば小倉さん、音楽お好きだそうですが、

「音楽? それ、ずっと聴いてないといけないんでしょ?
じゃあ、いいや。時間もったいないもん」

って言われたらどう思う?
ああ、この人、ばかなんだなあ。と思わない?
じゃあ、なんで音楽が、自分にとって
「時間もったいないもの」なのか言えよ。という話ですね。
それがめんどくさいんなら、流せばいいじゃん。
興味なさげに「ふーん」とか言って。

って、なんか怒ってるていで書いていますが、
実は頭にきてません。
むしろ面白がっています。
なんか、twitterって、こういうふうに
「twitterを否定したい人の化けの皮をはがしてしまう」
「なんか言おうとして大失敗」
「軽くあしらおうとして大やけど」
みたいな作用、ありますよね。
そのへんまで含めて、すげえメディアだなあと思います。

あと、笠井アナ、「その人をフォローすると、その人のつぶやきが、
強制的に届くわけです」って、3回くらい「強制的に」って言ってたけど、
それ、フォローした時点で自分の意志で行ってるわけだから、
「強制的に」じゃないですから。イヤならフォロー外せばいいわけだから。
ふさわしい言い方は「自動的に」だと思います。
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