SIGHTと書店と私

SIGHTと書店と私

私は、このRO69を作っている部署、ウェブ・コンテンツ管理事業部と
かけ持ちで、SIGHT編集部の者でもある。
SIGHTって、業務上、本や雑誌を購入することが多く、ゆえに
書店で領収書をもらうことがよくあるんだけど、常に私は
「とにかく感じのいい客」であろうと務めている。

つまり。
最後に、

「領収書お願いします」
「お宛名は?」
「(株)で、カタカナで、ロッキング・オンでお願いします」

というやりとりがあるわけで、それまでの過程で悪い印象を与えていたら、
「なに、こいつロッキング・オンの奴なの?
むかつくから、SIGHTもジャパンも、棚の奥の見えないところに隠しちゃえ」
「松尾スズキの単行本、カバーを破いて返本しちゃえ」
みたいなことになりかねないじゃないですか。

ついさっきもそうだった。
会社の近所の書店に、資料として必要な本や雑誌を買いに行き、
その中の1冊がどうしても発見できず、レジにききにいったところ。

私「すみません、××(雑誌名)、どこのコーナーですか?」
書店員A「えーと、××は……(隣の書店員Bに)わかる?」
書店員B「ううん」
書店員A「じゃあきこう」

と、レジにあったベルをチーン! と鳴らした。
詳しいスタッフを呼んだらしい。

5分経過。誰も来ない。
私、ほったらかし。
ちなみに、ここまでの段階で、「少々お待ちください」とか、
「今、係がまいりますので」とか、そういう、
私に対するエクスキューズも、一切なし。

いつまで待っても来ないので、あきらめた。
で、もう一回店内を探したが、やっぱりないので、
カゴに入っている数冊を持って、またレジに向かった。
もちろんむかついているし、他の書店行っちゃおうかなとも思ったが、
「書店様は神様」「いい印象を与えるべし」というロックが
心にがっちりとかかっているので、こらえました。

レジの店員A、当然、私の顔を忘れている。
で、お金を払って、

「領収書お願いします」
「お宛名は?」
「(株)で、カタカナで、ロッキング・オンでお願いします」

のやりとりの末、領収書をもらったところ。

(株)ロッキング・ワン

と、書いてありました。

知らんかったんかい!
こらえて損した!!
俺の愛想よさを返せ!!!


と、さんざんな気持ちになりながらも、
会社に戻る道すがらで、既に、
「これ、ブログ一回分に使えるかも」
と考えている自分は、ちょっとどうかと思う。

で、「いや、書いてもただの愚痴にしか見えないかも」と思い、
ためしに会社に残っていたスタッフ数人にしゃべってみて、
オチのところで結構ウケたので、「よし、いける」と、
こうして書いている自分は、本当にちょっとどうかと思う。

写真はSIGHT最新号。
おかげさまで大変に売れて、季刊誌なのでもう店頭にない書店もありますが、
注文すれば届きます。当社サイトでも買えます。
ぜひ。
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