「あ、もしもし、どうもお世話になってます、RO69の俵です。
あの、毛皮ズのシェルターの件なんですが――」
「社内で“ITさん”と呼ばれる男」俵が、
電話でこんなことを言っているのが、耳に入ってきた。
ちょっと待て。なんだ毛皮ズって。
「いや、毛皮のマリーズのことですけど」
いや。それはわかっている。
でも、何? その略しかた。
「あ、レコード会社の方がそうおっしゃるんで、
うつっちゃいました」
だそうです。
にしても。なんだ「毛皮ズ」って。
「マリーズ」でいいじゃないか。
「毛皮ズ」って、なんか「毛皮族」みたいだし。
そういえば、the telephonesは「電話ズ」と
書かれること、多いですよね。
彼らと一緒にイベント「KINGS」をやっているDJチーム、
「FREE THROW」の連中が、最初にそう呼び出したような印象があります。
というようにですね。「ズ」が付くバンド名の場合、
漢字2文字+「ズ」、というふうに略すのが、
どうもトレンドらしいです。
たとえば、他には?
と思い、ROCK IN JAPAN FES.2010の、
第一弾出演者発表を見たところ、最後に「ズ」が付くのは、
以下の13組でした。
あ、ビークルのように「ス」で終わる例や、スピッツのように
「ツ」で終わる例は、除きます。
COMEBACK MY DAUGTHERS
KING BROTHERS
フラワーカンパニーズ
ザ50回転ズ
DOES
NICO Touches the Walls
THE NOVEMBERS
ザ・ビートモーターズ
OKAMOTO'S
毛皮のマリーズ
ZAZEN BOYS
the telephones
The Mirraz
はい。ではこのみなさんを、「電話ズ」「毛皮ズ」
仕様に、変換してみますね。
戻娘ズ
王ズ
花社ズ
回転ズ
DOズ
二個ズ
霜月ズ
律動動力ズ、「動」をいっこ略して、律動力ズ
岡本ズ、だとそのままなので、岡ズ
毛皮ズ
座禅ズ
電話ズ
鏡ズ
いけそうなの、
霜月ズ
座禅ズ
鏡ズ
くらいかなと思うが、どうか。
そして、この忙しいのに、あと小沢健二がツアー初日なのに、
こんなことに20分くらい費やしている自分を思うと、
情けなさのあまり、日本マドンナのように
田舎で暮らしたくなるが、どうか。