見ました？
ザ・ビートモーターズ「きれいな少女」のPV。

裸。ただただ、裸。とにかく、裸。

という方法自体は、さして斬新ではないが、
ちょっとおもしろいなあ、新しいなあと思ったのは、
このビートモーターズの裸って、何の意味もない感じがするところだ。

これを見てから思い出すと、甲本ヒロトの裸も、峯田和伸の裸も、
レッド・ホット・チリ・ペッパーズの裸も、意味があったんだなあという気がする。
反抗とか。レジスタンスとか。アンチ・モラルとか。

いや、ビートモーターズの裸、そういう意味合いもゼロじゃないけど、
もっとこう、なんていうんだろう、「あっけらかんと裸」な感じがする。
先人たちの裸が、メッセージ性や文学性をまといつつ、
「開放感」とか「豪快さ」とか「ばかばかしさ」も含んでいた、とすると、
その後者の方向にふり切った裸、そんな感じがするのです。

何がいいって、裸なのに、いつも通り「歌う時はなんか困った顔」な、
ボーカル＆ギター秋葉の表情がいい。

彼らは新作をひっさげてツアー中。
6月11日のファイナル＝下北沢シェルターワンマン、
ソールドアウトしたそうです。

なお、PV、ここで観れます。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=ONSxll9z0ms